だらっと書く

昨日写真の整理をしてからというもの、高校の時のことばかり思い出している。出身校ではあまりにも濃縮された時間を過ごすためか、大学に入って「高校の時の方が楽しかった」と言う人が続出するので、逆にそれを言ったら負け!というムードがあった(観測範囲狭いんですが)。だからあんまり外ではあんまり言わないできたけど、やっぱり楽しかったわ、高校生活。

合唱コンクールとか仮装の練習とか、文化祭のステージとか、今は取り壊された古い校舎や中庭、大きな銀杏の木と自転車置き場(もう木は切られてしまったはず)、野球応援の時の暑さ、帰り道に食べたアイス、写真になくてもだいたい覚えてる。そういう風景はたくさん覚えてるのに、ピンポイントで記憶が飛んでるのがよくわからん。2年の時の体育祭の記憶がないし、受験の頃もあんまり覚えてない。なぜだ。

美しい思い出があるから生きていけるのだなぁ、となんとなく思った。あと、忘れたいことをたまに思い出してうあーっとなったりしていたけど、今はきちんと忘れていて、時間は偉大だとも思った。思い出したくないことが何なのかわからないって幸福なことだ。