あけましておめでとうございます。旧年中はいろいろとお世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
ドイツ語の日めくりカレンダーがかわいいという話を以前聞いたことがあったので、同じものかどうかわからないけど買ってあったんですね。それを使う時がきました。
裏側にはドイツ語で教訓が書いてありますが、ドイツ語は全然*1読めないので、Googleレンズで翻訳してもらいました。
いいこと書いてある。今年はもうちょっとこつこつと日記を書いていきたいです。
↓の記事に書いた通り、新大阪で行われた「DevLOVE関西200回目」に参加しました。
DevLOVE関西200回目に参加してきました #DevKan - Really Saying Something
イベントそのものに行くことだけ決めていて、交通経路は行き帰り新幹線でいいかな……と思っていたのだけど、夫氏は「疲れるから泊まってきたら?」と言う*1。それもいいかもね、無理がきかない年齢だしね、と思って近辺のホテルを探したけどとにかく高い。インバウンドのせいなのか何なのか、むちゃくちゃ高い。梅田やなんばみたいな繁華街を避けてもなお高い。これじゃ意味ないからやっぱり日帰り新幹線にしようと決めて行きだけ先にネットでおさえた後で、「そういえば夜行列車というものがあったな……」と気づく*2。ものは試しと、ネット予約を試すと、クソUIめちゃくちゃ使いづらい画面で、何度も何度も行きつ戻りつして、空いている個室を発見!速攻でおさえることにしました。まあ多少高くつくけど、新幹線をそのまま予約するのとインパクト的にあんまり変わらん*3。
というわけで唐突に寝台列車の旅が始まることになりました。
サンライズ出雲の上りの、大阪駅出発時刻は、日付変わって10/27(日)0:33。
住んでいたことがあるからわかるのですが、大阪はどうしたって地方都市、夜中まで開いている観光施設やお店は、実はあんまり多くありません。ミニコミを扱う書店「シカク」に行ってみたかったけど営業時間でアウト。ちょうど同日開催だった同人誌のイベント「旅チケット -旅と地理のマーケット-」も開催時間がDevLOVE関西とかぶっていて行けない。新世界のあたりは夜きれいだけど、荷物を軽くしたいので写真撮影のために街歩きするのはちょっと厳しい*4。大阪城や天保山周辺も同様。そもそも私は観光をしたいわけではないしなぁ、と行きの新幹線の中で「サンライズ 大阪」までブラウザに打ち込んだら「時間潰し」がサジェストされました。検索結果曰く、ネットカフェか、茶屋町のマクドナルドなら24時間営業。それも味気ないかなーと喫茶店を探してみたら、「梅田珈琲館YC」と「ニューYC」なら23時まで開いていました。本屋さんは?と思ったら「MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店」が22時まで営業。そこでついでに出てきたスターバックスの「TSUTAYA 梅田 MeRISE店」が22時まで開いているじゃないですか!これはラッキーと思って、DevLOVE関西終了後にチケットを引き換えるためにJR大阪駅まで移動し、その後訪問してみました。
感想は以下の通り。
今めちゃくちゃおしゃれな梅田のスタバ(TSUTAYA 梅田 MeRISE店)に来てブログの仕上げをしたんだけど、ここ電源あって無料Wi-Fi(ちゃんとしたやつ)が飛んでて2時間いられるらしくて天国なので、渋谷あたりにどかんと生えてきてほしい。驚異的にすいている。https://t.co/61ja2Fosnx
— toya (@toya) 2024年10月26日
ここのスタバがうちの最寄り駅に爆誕したら、毎日勉強しに通うわ……やりたい放題じゃん…… https://t.co/e26ENt1mtt
— toya (@toya) 2024年10月26日
一応席の利用は「1オーダーにつき2時間まで」となっていたのですが、レジで「今の時間からは混雑しないと思いますが……」とフォローされました。そこから席に陣取り(写真のミャクミャクさんは、JR大阪駅のガチャガチャでゲットしました)、
bsky.appミャクミャクさんと、スタバのパンプキンバスクチーズケーキ
— toya (@toya.bsky.social) 2024-10-26T10:14:47.796Z
このような投稿をして、DevLOVE関西の会場で使い果たしたバッテリーを充電し、ブログを仕上げ、Twitterをめちゃくちゃ見てもなお、混雑する様子は見えません。むしろずっとすいている。一応書店併設なのに本が売れている気配もない*5。こんな贅沢なスタバある?というくらいゆとりのある時間の使い方をさせてもらっており(現在進行形)、本当に長居しても何も言われないので、サンライズ出雲の中で読むはずの本(物理・Kindle)をうっかり読みかけてしまって、慌ててこうしてブログに記録することにしました。次に同人誌にしたいエッセイのまえがきの修正などもしてしまった。
いったんここで記事を公開して、あとは自分のために、この記事に追加する形でログを残しておこうと思います。
空っぽになっていたPCおよび各種バッテリーの充電がだいたい終わりかけてきたので、ちょっと「MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店」を流すために移動開始。
22時に店を出てJR大阪駅方面へ歩く。がんこ寿司とか居酒屋とかは開いているけど特に飲みたい気分ではない。新梅田食堂街のマクドナルドに河岸を変え(23:30閉店とのこと)、充電できる席に陣取って、Ankerの一番でかいバッテリーを充電。電波が届きづらい2階、懐かしい。
マクドナルド新梅田店で意外に順調に時間が潰れていくので(私の老眼の方が厳しくなってきた)、あんまりのんびりしすぎない方がよさそう。何しろ飲み物は事前調達が必須だそうなのだ。自販機はあると思うけど。明日の朝には都内に戻ることを考えると、食べ物は要らない気もしないでもないが、せっかく夜行列車に乗るから軽いおやつか朝ごはんをゲットしておきたい。
Twitterやら何やらスマホ画面を長く見ていたら老眼がやばくなってきたので、そろそろ席を立つことに。自宅だと布団に入る準備をしている時間なので眠気がほんのり。マックにはまだまだ若者がたくさん。他に行き場がなかなかないしなぁ。
JR大阪駅のハートイン(という名のセブンイレブン)で、夜のおやつと朝のおにぎり、飲み物を購入。土曜日だからか駅構内にはまだまだ人が多い。若者は元気だなー。最近なるべく早寝早起きを心がけているので、眠気が厳しい。朝うまく起きられたら日の出を見たいのに、起きられない予感どころか、列車を降りる時間までに目が覚めるか心配だ。
改札内に入っちゃおう、と思って駅員さんに声をかけたところ、23:30ごろまで入場できないとのこと。へー、そんな決まり(?)が……。しばしコンコースにたたずむ。
コンコースの柱にもたれかかってTwitterを見ながら時間が経つのを待っていたところ、私の真後ろで、なんだかめんどくさい男女の駆け引きが始まってしまい、もうそういうのは要らない私はげんなりしていた。そろそろ在来線の終電の時間だけど、コンコースにはまあまあ人がいる。こんなに大量にサンライズに乗るとは思えないし、私鉄や地下鉄は終わってるし、皆さんどちらへ……。
記念撮影をしまくっている。
入線、乗車。無言でテンションが上がる。
発車。さよなら大阪、また来るよー(墓参りなどで)。
米原駅で停車、2分後に発車。
豊橋駅で停車してたはずだけど、さすがに寝てた。
静岡駅で停車、2分後に発車。寝てたけど起きちゃった。
富士駅で停車。ホームに始発待ちの人がいる。
沼津駅で停車。ちょっとずつ空が明るくなってきた。
車内アナウンスが流れ始めて、現実に帰ってきたなーという気持ちになる。
降車の支度をして、車内の記念撮影。
YAPC::Hakodate 2024にスタッフとして参加して(参加ブログは別途書きます)、一段落ついたところで、突然私の人生に「凪」がやってきた。
いつもある焦燥感がない、脳内が静かでうるさくない、誰も(脳内の話)私のことを責めたりしない。
おかしい。
私は「好きな言葉」として以下の3つを代わる代わる挙げることが多かった。
良いこともあれば悪いこともある。そう信じて、良いことがあっても「調子に乗るまい」「いずれまた悪い時期が来る」と自らを戒めたし、つらい時があったら「いつか良くなる」と信じて乗り越えてきた。
その心境が今はない。生きている上で課題はもちろんいろいろあるが、「課題だな」と思うだけで、常に頭から離れないということはない。
突然訪れた「凪」を楽しんでいてもいいのだな、と思うようにしてから、なんでこうなったのかちょっと考えた。
今年の夏はとても暑かったし、去年の夏も暑かった(去年は8月、暑さのあまり外に出られなくなった)。それが落ち着いて、気候がよくなった。涼しいというのはいいことだ。すぐ寒くなると思うけど。
諸事情あり朝シャン派の私は、朝に髪の毛をドライヤーで乾かすのが本当に苦痛で、乾かすそばから暑さで汗を大量にかいて結局髪が湿るわ湿気でぼさぼさになるわで、ものすごくつらかった。それが涼しくなって髪を乾かす時間が減り、ストレートアイロンを使う時間も減って、髪の毛を扱いやすくなった。髪の扱いが落ち着くだけでストレスが激減した。
社会性を保つためにちゃんとシャワーを浴びてはいるものの、先述の通り暑かったので、髪を洗うのも体を洗うのもタオルで拭くのも、噴き出す汗で不快な時間となっていた。気候が落ち着いたので苦痛度合いがかなり減った。
先述の通り暑かったので汗が噴き出して以下略。それに加え、皮脂のべたつきやテカりなどもおさえられて顔面のストレスが減った。また、先日でかいスーパーのデパコス(矛盾)カウンターで年齢に合った化粧品を選んでもらったこともあり、メイクに対する迷いがかなり減った。
生きていく上の課題として、体脂肪率が高く、BMIで見ると「肥満」である。解消しなければならない。その状態自体は好ましくはないものだが、1日の摂取カロリーを抑える必要が出てきたので、食べるものを選ぶ基準が自然と定まった。選択に伴う焦りが消えた。
「良い状態が来ると、その次にやってくる悪い状態を心配する」ことがなくなったことで、長期的な健康を目指せるようになった(にわとりたまご問題だけど)。今が良ければいいや、という刹那的な考え方をする頻度が減った。
私にはやや買い物依存気味なところがあって、Amazonや楽天でポチポチネットショッピングをする時や、書店で好きな本をたくさん買ってしまう時などに快感を得ることが多かった。もちろん欲しいものを厳選しているので(一応……)有用だしQOLもアップするのだが、どうしても持ち金は減る。そりゃそうだ。
さらに面倒なことに、貧困恐怖が発生しがちで、その割には金を使うので、精神衛生上非常によろしくない。
50歳を目前にして、「あ、もうそろそろものを増やしている場合ではなくなってきた」と思う場面が増えた。その結果、余計なものを買うことがかなり減って、買い物でメンタルの何かを満たす回数も減った。強制的に収入の一部を投資信託に回すなどして、「手持ちのトータル金額が増える」ことの楽しさを覚えた。結果として、貧困恐怖が訪れることも減った。
例えば、(リンクを貼るとそーだいさんにidコールが行ってしまうのですが許してください!!)
こういうエントリーを見たとする(すごく良い記事でしたね)。私は書き手であるそーだいさんを知っているのでちょっと適切な例ではないかもしれないけど、こういった時に「これから40代を迎える人がこんなにすごいことを考えているのに、私はもうだいぶ年を重ねてしまったのでもうだめだ」(論理の飛躍)などと考えることが多かった。特にミッドライフクライシスの時期(40代の頭~半ば)はだいぶしんどかった。全然関係ない人と自分を比べては「もう遅い」「自分には無理だ」と思っていた。
それがいつの頃からか――たぶん、昨年の夏に子宮の摘出手術を受けてから顕著になったんだと思うけど――真の意味で「自分は自分、ひとはひと」と考えられるようになった。自分と同じような人生を歩む人はいない、つまり他の人の人生を真似ることも難しい。はよ気づけよ、って感じですが、わかっていてもなかなか腑に落ちるところまでいかないものなのです。
1つ前に書いた通り、子宮の摘出手術を受けているので、人工的に閉経が訪れた。幸い更年期障害らしい症状はホットフラッシュくらいで、それ以外はいいことばかりだ。偏頭痛が減り、子宮と大腸が癒着していたことによる便秘が解消し、腹痛が減り(痛むところがなくなったのでそれはそう)、1ヶ月のうち半分くらい体調がよくなかったのが1ヶ月丸ごと同じ体調で推移するようになり、遠出や旅行の時に生理関係の心配をすることがなくなり、結果としてあちこち出かけられるようになった。バイクに乗れるタイミングも増えた。個人差がひっっっじょうに大きいし、年代によっても家族構成によっても大きく異なるところではあるが、私は生理がなくなって心からよかったと思っている。
突然訪れた平穏に対して、「きっとまた悪いことが起きる」ではなく、その状況でできることを楽しめばいいということがやっとわかってきた。人生今が一番若いという言葉もストレートに受け止めることができるようになってきた(昔は「詭弁じゃん」なんて斜に構えていた)。年齢的にできないこともあるけど、できることもたくさんあるので、凪ってありがたいなー、と思いながら過ごそうと思う。
三連休ラストデーで、気候も大変よかったので、久しぶりに朝早くからプチツーリングをしてきました。横浜の赤レンガ倉庫へ。
ひさびさのはずなのに、なぜか昔は遠く感じた横浜がまあまあ近くに感じたので、だいぶ公道慣れしてきたのかもしれません。
昼はプロ野球パリーグのクライマックスシリーズファーストステージ第3戦をテレビで見ていました。超早起きした結果途中でうとうとしてしまったけど、応援している日本ハムファイターズが勝ってよかった。
夜はこれまた久しぶりに料理をして、鶏じゃがを錬成しました。
イナダシュンスケさんのレシピ見かけて、じゃがいもと手羽元で煮物にしようとしたのに、でかいスーパーに手羽元置いてなくて鶏もも肉で代用したら、おいしい「鶏じゃが」になってしまった……
— toya (@toya) 2024年10月14日
なぜでかいスーパーなのに手羽元も手羽先もなかったのだろう……何か間違えたのかな私……。
Qさま!!を見て、ポッドキャスト「ほっとテック」を聴きながら洗い物をして、YAPC::Hakodate 2024楽しかったなーなんて思い返していました。私はコアスタッフをやっていて、その振り返り会が今度あるので、もうちょっとだけYAPCは続きます。
今日買った本です。ばかかな?
本屋に入るとなんとなく買いたい本が出てくるというか、買うべきものを探してしまうというか、そういう悪癖が私にはありまして、今日は本屋に2軒立ち寄ってそれぞれで2冊ずつ買ってしまいました。
www.timeout.jp
counterbooks_gakudai(@counterbooks) • Instagram写真と動画
学芸大学駅近くの「COUNTER BOOKS」で、『10代からの文章レッスン』(河出書房新社、小沼理さん編)と『橙書店にて』(ちくま文庫、田尻久子さん著)を買いました。アイスカフェラテを飲みながら読みます pic.twitter.com/TRBMSZGKLt
— toya (@toya) 2024年10月13日
そもそも技術同人誌のイベント「技術書典」のチケットを昨日買って、前回の技術書典や、前の文学フリマで買った同人誌をその時にぱらぱらと読み返しており、"本熱"みたいなものが高まっていたので、もうどうしようもなかったのだと思います。
さらにX(Twitter)で仲俣暁生さんのポストを見かけて、「もなかと羊羹」(破船房)も買ってしまいました。「軽出版」の試みは自分もやっていってみたいので、大変興味があります。