ワッハ上方に行ってきた

ワッハ上方こと「大阪府立上方演芸資料館」に昨日行ってきました。なんとなく通りすがって、府立施設の見直しがどーのこーのと最近話題なので見てみようと思って。……うーん、率直なところを言えば「吉本と松竹芸能におまかせでいいんじゃね?」という感じでしたね。4階の展示室の半分くらいを占める娯楽的な展示物はあんまり要らないと思いました。むしろ年表とか、古い資料とか、昔の芸人さんの略歴とか、殿堂入りした人たちの展示物とか、そういう資料面では非常に楽しかったです。昔の芸人さんのWikipedia読むの大好きなんで、私が特殊なのかもしれませんが。

同じ建物内のホールを使う人たち(芸人さんか若い学生さんかよくわからない)が途中でたまってるのはどうかなーと思ったなぁ。場所がないのかもしれないけど、建物のつくりとしては何か間違っている気がしないでもない。府立の建物にしてはやっつけ感が漂ってます。東京の各種美術館や資料館もハコモノ行政で批判されたりしたけど、あっちの方がちゃんとしてたよ……。せっかく芸人文化が古くからあるのにもったいない。