トウカイテイオー死亡

トウカイテイオーが8月30日に社台スタリオンステーションで心臓麻痺のため急死したとのこと。25歳で、人間に例えると80歳くらいだそうで。

1993年の有馬記念田原成貴元騎手で勝ったのを、横浜駅ジョイナスかどこかのテレビで見ていました。なんとなくちらほら競馬を見るようになりつつ、まともにレースを見たのはたぶんそれが最初だったのではないかと。そのレースであんな劇的な勝ち方をされたら、まあなんというか、すこんとはまりますわな。翌年がナリタブライアン3冠で、お膳立てされたかのような競馬への踏み込み方でした。

テイオーのクラシック戦線については全く見ていなかったものの、あとからいろいろ知って、ダービーのゴールとかかっこいいなぁ(当時はプラザエクウスでよく過去のレースを見ていました)と眺めていました。たぶん今までで一番ミーハーな意味で好きな馬で、顔もハンサムでかっこいいし、一度牧場に見学に行ったときもやんちゃにごろごろしている様子とか見て楽しかった。一緒に見たのはメジロマックイーンでしたがマックイーンは落ち着き払ってて、性格違うなーと思ったものでした。

そのテイオーが死んでしまったと知って、驚きはしたけれど、高齢なのはわかっていたし、あんまり種牡馬として活躍していないにもかかわらず晩年まで現役種牡馬ですごいなと思ったり、なんというか「お疲れ様でした」以外の感想が出てこないです。長生きして、子供は走らなかったけど、ずっと人間の世界的な意味では活躍してくれていた。競馬の世界を教えてくれてありがとうございました。今でもやっぱり一番ハンサムな馬だなーと思います。