ライトな活字・印刷好きとしてかなり楽しかった。5周くらいしたかったです。貴重書とかが見えるように開いてあってこれ悪意ある人はともかく館内で貧血起こして倒れたりする人がいたらどうするの? やばくね? と思うくらい近くで見られました。古い本見ると「読む側も綴じてあってね!ペーパーナイフでね!」みたいな無駄で半端な知識が脳内に充満するのでめんどくさい。この展示内容(現物はともかく)を脳内に詰め込めたら幸せだろうなーと思いましたがそれをやってるのが研究でプロだったんでした。
工業デザイン楽しいです。ブラウンよりオリベッティの方が好きでしたごめんなさい。広告宣伝用のポスターの美しさや、ノベルティの本気っぷり、本業であるところのタイプライターなどなど、全く見飽きなかったです。写真撮影がOKだったのでひたすら撮ってる変な人になりました。
武蔵野美術大学の美術館にミュージアムショップがありまして、そこで豆本を買いました。500円! ちょうどスクーリングとオープンキャンパスの時期と重なっていて、バスがむちゃくちゃ混んでました。
よくここまで集めたなぁ、というくらい廃墟が集まっていました。大阪の「軍艦アパート」は存在そのものを知らなくて、ブルーレイ買って見たり調べたりしてみたら、自分が大阪に引っ越す前に取り壊されていたようでした。ちょっと見てみたかった。ヨーロッパの廃墟が少ない理由(だったかな)が、人為的に壊されるか保存されるかの2択が多いから、というのがおもしろかったです。
岩合光昭さんの猫の写真は、狙ったかわいらしさのあざとさ(なんと呼べばいいのか)があまりなくて好きです。猫の動作を知り抜いて撮ってると思ったら、ご自身でも猫を飼ってらしたんですね(パネルの文章読んで一人で泣いててはずかしかった)。猫を撮影している岩合さんを撮ってる人ぱねぇと思ったら奥様らしきお名前が。猫に影響を与えないのすごい。
47都道府県の食べ物を器と一緒にお中元としてパッケージする、というのが思いのほか楽しかったです。器がそれぞれとてもよかった。とはいえセットで買うのはうーん、と思っていたらレジ近くにばらで売っているコーナーがあって、埼玉県のところにあったグラスと青森県のシードルを買いました。