実に2ヶ月と1週間ぶりに美容院に行って我が白髪を染めて軽くしてもらってきました。ああああああさっぱりした。ついでにかんざしでささっとアップにするのをマスターすべく自宅で動画見ながら練習したけどだめでした（現在ヘアクリップでがっつりとめてるだけ）。
今の美容院は、旦那の職場で春までバイトをしていた男子経由で紹介してもらったところなのですが、当の旦那は行ったことがありませんでした。しかし、今日はやる気を見せていたのでまとめて予約。2人で行ってきました。
たまたま私の方のカラーのアシスタントについてくれた小動物系男子と「夫婦で出かける場所」というお題でトークしていて、ネタのつもりで「実は先日も日本ダービーという競馬の大きいレースがありまして、それを見に行ってきました」と振ったら、「実は自分競馬めっちゃ好きなんです」という返しが！ しかし美容師さんゆえ、土日に休むことは相当難しく、長いこと競馬を見ていなくて最近は「ウオッカが強い」ということしかわからないそうです。調子に乗って「新婚旅行も競馬見に行ったんですよー香港にー周りにはつっこまれましたけどー」と言ったら「それはかなり競馬好きなんですね！」と感動されました。あきれられたのかも。
さてさて競馬といえば。強引なふりですが私の中では偶然繋がったもので。
こちらのエントリーで、「はてブ競馬タグでよく見かける人」として取り上げていただきました。ありがとうございます。美容院行く前にブクマして、美容院でも競馬の話をするとは思いませんでした。私は競馬ファンとしては相当ライトなのですが（POGやってる人はダービーが終わると『今シーズンが終わった』と思うらしいけど私は有馬記念の際に「ああ今年が終わった」としか思えない）、もしかしたらこちらのエントリーを見て覗いてくださる方もいるかもしれないので、とりあえず競馬ファンに話すと反応がある！というエピソードをまとめてみようかななんて。
- 競馬が面白いなーと初めて思ったのは、1993年の有馬記念でのトウカイテイオーの勝利を見た時。まだ何も知らないのに「1年ぶりに復活して勝っちゃうなんて！」といたく感動した私は、こわごわ競馬の世界に足を踏み入れます（主にウインズ横浜で）。競馬を好きになる女性の多くがそうだと思うのですが、当時おつきあいしていた人が競馬好きだった、というのがきっかけでした。
- 翌年の1994年、シャドーロールの怪物ことナリタブライアンが3冠達成。あまりの勝ちっぷりにほれぼれします。ついでにヒシアマゾンが強かったので、なんとなく牝馬への思い入れを強くするとともに、ライスシャワーやナイスネイチャも応援してみたり。初めて自分で予想？して当てた馬券が、有馬記念の馬連、ナリタブライアン−ヒシアマゾンでした。
- 1996年、もう復活することはないのではと思っていたナリタブライアンとマヤノトップガンのマッチレースとなった阪神大賞典を中山か府中で見て震える。あの400m（今調べた）は本当に長くて長くて息を呑む名勝負でした。
- 1997年〜2000年くらいは暗黒期というか空白期。競馬から興味が離れてました。この辺で名馬がいろいろいるのにもったいない。未だにこの辺のクラシックや有馬記念の記憶がなくて「あれ？誰が勝ったっけ？」とか言ってる。ナリタブライアンの早世は悲しかった。そういえばこの辺のどこかで、北海道旅行に行った際にメジロマックイーン・トウカイテイオーに会えた。テイオーはやんちゃでした。
- 2001年から競馬観戦復活。現旦那とつきあい始めたからですねわかりやすい。ジャングルポケットが、自分が見に行ったダービーとジャパンカップで勝ってくれたので妙に好きになる。返し馬とウイニングランでは頭振ったり舌出したりするのに走る時はしゃきっとするんですよーかわいいですねー。この辺から「妙に肩入れする馬ができてそれを買い続ける」という馬券のスタイルが確立する。スタイルなんて言えないけど。この年の有馬記念でマンハッタンカフェ−アメリカンボスという驚異の馬券が出て、その年のイベントを象徴する馬券というのは本当だったんだという思いを新たにする。勝手に。
- 旦那につきあって競馬場に行きまくる。早朝に行ってスタンドまたは指定席をとるというパターンなので、1R〜4Rの間に爆睡することがしばしば。ちなみに4Rで目覚めて障害レースを見ることが多かったためなんとなく障害が好きになる。馬券はだいたいメインレースしか買わない。しかもGIばっかり。
- 2005年天皇賞（秋）は残念ながら観戦できなかったけど（とか言ってる時点でなんかおかしい）、テレビで松永騎手の最敬礼を見て感動。ついでにやっぱりイベントを象徴する馬券ｇ(ry あとはなんといってもディープインパクトの年でした。新馬戦と若駒ステークスの勝ちっぷりを見た旦那が「この馬は絶対に3冠をとる」と確信し、歴史に残る馬はちゃんと見ておかないといけないという信念のもとに皐月賞・日本ダービー・菊花賞を全部見ることに。菊花賞は前日に京都のホテルに泊まって3時起きでタクシー乗って4時に淀についたらとんでもない行列ができていて、3時間寒空の下待ち続けたという素晴らしい体験をした。これを経験したからもうどんなに大変でも行列で待てる。
- 2006年結婚したが、（一応の）プロポーズはエプソムカップの日、婚姻届を出したのは毎日王冠の日だった。実話。新婚旅行はまったく考えていなかったが、せっかくだし香港国際競走を見にいくかねぇという話がまとまって、HISの安いプランでビジネスホテルに泊まって沙田競馬場まで見に行った。初海外・新婚旅行が香港でしかも安いホテルだったこともあり、周囲からかなりつっこみが入った。いやーまーでも面白かったですよ？ 次回はもう少しいいホテルに泊まりたいねという話はさすがにしたけど。海外競馬に興味が持ててよかったです。
- あとはぽつぽつダイアリーに書いてるので省略しますが、生まれて初めての万馬券をとったのが2007年の日本ダービー。相変わらず牝馬を応援する意味でウオッカ、確か皇太子殿下が観戦に来てたとかでアサクサキングスとヒラボクロイヤルをからめてボックスで馬連勝ったら大当たりですよ。でもそれ以来めぼしい馬券には恵まれません。てきとーに買ってるからなー。
という感じで大雑把かつ適当な競馬生活ですが、いつか年をとってからアスコット競馬場に行ったりグランドナショナルを見たりケンタッキーダービーを見たりするのが夢です。
（いろいろ調べて書きましたが、年次やレース名など間違いがあればご指摘お願いします）
