映画とサッカー

どうしても積極的に興味を持てないもの。

母親がかなりの映画好きで、若い頃は映画館をはしごしていろいろな映画を見て、そこで得た知識を長く活かしているのを見ていたはずなのに、娘はとんと疎い。知識だけなら好き。特にヒッチコックは。でも映画館に足を運んだりする気にはならない。一番最近映画館で見た映画はヱヴァ破、その前がヱヴァ序だった気がする。

サッカーはますますだめだ。日韓W杯の時点でベッカムを認識できておらず、当時地下鉄を埋めていたボーダフォンの広告でやっと覚えた。カメルーン代表のエピソードは好きだけど、ロナウジーニョロナウドの区別がつかない。日本代表でさえ、わたしがナチュラルに覚えているのはドーハの悲劇の時の人たちだったのだ。

興味ないならないでそのまま幸せに過ごせばいいんだけど、そういう訳にはいかなかったのが辛いところで。必死で覚えた選手たちはするすると手からこぼれる砂のごとく忘れてしまい、また「あれ、ゴンって代表だっけ」とか考えている始末。

どっちも一般常識のレベルくらいはわかっておきたいのに、努力しないと届かない。つらいなぁ。