つまるところは「男女間に友情は存在し得るか?」ではないかと

すみませんしつこくて。でもブクマコメント読んでいろいろと考えるところがあったので。

今回はある程度名前が知られている(と思う)(一定の層には)人が遠距離を乗り越えて会ったよ!というのを堂々とオフレポに書き起こしているからこういう反響になったんじゃないかなーと予測するのですが、私がはてなダイアリーを始める前、まだ「テキストサイト」なんてものがあった頃(今でもあるか)、あちらこちらで「○○さん迎撃オフ」みたいな感じで、遠いところから来た人と一緒にお茶したりご飯食べたりお酒飲んだり、という催しが行われていたような気がします。かくいう私も男女問わず何度かツーショットオフを経験しましたし。つか「ツーショットオフ」って言葉自体が懐かしいな。今使わないもんな。

でまあ、当時お付き合いしていた人にはそういうネット文化みたいなものそのものを伏せていたので、いちいち報告とかしてなかったですねぇそういえば。遠くから来た友達と会うよーくらいだったかな。でももしかしたら何にも言ってなかったかもしれない。記憶がない。記憶がないのには2つ要因があって、そのお付き合いしていた人が割と束縛しがちな人だったから言うとややこしいことになりそうだった→自分の中で報告したかしてないかを記憶してない、またはオフの出席回数が多すぎて覚えていない、のどちらかかと思われます。たぶんどっちもだ。

話がずれた。で、遠くから来る人とあらかじめ会おう会おうという話になると、そりゃまあ異性だったらそれなりのリスクを背負う訳ですが、ある程度日記なりブログなりを読み込んでいると人柄ってなんとなくわかる気がするので一応大丈夫だと思ってセッティングが行われると思うんですね。そこのリスクをどう見積もるかが、浮気している・浮気じゃないの分かれ目なんだと思いました。「朝から晩まで一緒にいる」のがリスクだと思う人は、それを実行した人を見れば浮気だと思うでしょうし、「セックスする」ところまでいってもリスクじゃないと思えば、それは浮気じゃないと当人は判定するでしょうし。

とりあえず遊ぼうよ、お茶してご飯食べようよ、ってことを異性同士が2人きりで行うのがだめで、同性ならいいと思える人は、たぶん男女間に友情は存在しない/し得ないと考える人なんだと思いました。「男女間に友情が存在し得るか」ってよく議論の種になったりしますが、私は「し得る」と考えています。なので、友達とお茶したりご飯食べたりするのを不思議なことだと思いません。そして、上記の通りネット上で知り合った遠方の人と会う機会も多かったので、ご近所限定でもありません。ただし、この考え方を誰かに押し付けるのはやめようと思ってます。「男女間に友情は絶対に存在しない」と考える人が多いのも一応知っているからです。

自分の体験を書く限り、こういう考え方で行動しているので、どこまでいっても「人それぞれ」で終わってしまうのでちらしの裏程度に収まってしまうんですが……。例えば同性同士なら「何も起こらない」「リスクがない」と思うのもそれはそれで間違いなんじゃないかなー、という気がします。なぜなら私は女性とキスしたことがあるからです! お酒飲んでノリでちゅー、って感じだけど(しかも複数人、全員女性のオフだった)。もしキスを全て浮気判定で「アウト」とするなら女性でも浮気の対象になっちゃうんですよねこういう場合? キス魔じゃなくてよかったな。

男女2人きりで会うことそのものが「アウト」って言われるなら結婚なんてしてないなー。めんどくさいもんなー。これは浮気だと判定する相手との相性ってものがあるんじゃないかと思います。お互い「アウト」な人同士だったらうまくいくでしょうしね。