いろいろ間違ってる古典のまねっこ

算術師の、何だかそんなもの - いろいろ間違ってる古典(id:calculator:20060724#1153736864)がものすごく面白いので、私もしてみむとてするなり。私は学生時代に古典が大好きではありましたが、読書量はいわゆる本好きな人たちの半分以下だと思います。しかも偏ってます。なので参考には全くならないと思います。いいのいいの私が面白いから。

ひたすらどろどろ。昼ドラにするとかなり楽しいかと思われます。源氏が若紫をとうとう……!のシーンは、若紫がかなりかわいそうです。つか紫の上は物語通してかわいそうなんですけどね。葵の上もね。いや、女性で幸せな人があんまりいないのかも。原典で読んでも結構エロいのですが、橋本治の現代語訳がすごかった。
中学時代に54帖の名前を全部覚えるのにチャレンジしていましたが、そのおかげで宇治周辺を巡る時は結構楽しかったです。

短編集。高貴な方々から庶民まで幅広いお話があるので、好きなものだけ読めばいいんじゃないかなーという気がします。夫婦愛の話は泣ける。細かいところ忘れたなぁ。

うわ、これ教科書レベルでしか読んでないかも。すっきりさっぱりした文章。つんとした才女なイメージがあるけど、そればっかりとは限らないような印象があった記憶が(忘れてる)。

袋詰めの本をもらうお話じゃなかったでしたっけ。あれをうらやましいと思う一方で、和綴じの本を袋に入れたら折れるだろうな……と思ったのを覚えています。あれ、内容紹介ができてないですね。すみません。

ひたすらかぐや姫がむかつく話。素直に宇宙に帰るって言ったれよ、お前のせいで死んだ人いるんだぞ、と小1時間問い詰めたい。古典で読むと、おとぎ話っぽさが薄れる感じがして、私は腹を立てながら読んでいました。

ブログっぽい。家を建てる時は夏を基準にするといいよーとか、ちょっと説教まじりだけど楽しく読めます。

もっと思い出せそうな気がするのになぁ。もしかしたら追記するかもしれません。その時は、あんまり無駄にアンテナ上げないようにします。