貧血(7年ぶり2度目)

よく小学校の全校朝会の時などに貧血で具合が悪くなる子がいましたが、私は割とそういうのに強く、せいぜい立ちくらみ程度しか経験しないまま大人になりました。人生で初の「ちゃんとした貧血」は、確か7年前くらい、東京駅近辺(銀座か新橋。単純に記憶がない)で泡盛を飲んで、美味しくて結構進んでしまって、普通に酔っ払った程度なのに帰りの東海道線の中で立っていられなくなり、しゃがみこんでしまったことがありました。列車内でしゃがむ人が大嫌いだったのにしゃがんじゃったなぁ、なんてのんきなことを考えたのを覚えています。

そしてそれ以来また貧血とは無縁だったのですが、昨日やってしまいました。たいして飲んでいなかった(普通の飲みのペースでいえば半分くらい)のに、ふとトイレに立って歩き出したら歩けなくなったんですねー。おかしいなぁと思いながら席に戻ってみたら、冷や汗が止まらない。これは飲み過ぎたというより疲れでお酒まわったかしらと、とりあえずもう一度トイレに向かったけど、どう考えても吐き気はない。そりゃ普段よりは飲まず、食べ過ぎない程度に食べていたのだから当然。偏頭痛の前兆? いやいや“いつもの前兆”とは質が違う。

とりあえず汗が止まらなくて強いめまいがして動けない、さあどうやって家に帰ろう、旦那に怒られるかなぁどうしたもんかなーと頭の中でいろいろ考えつつ、トイレ近くのカウンターに座らせてもらって、お水と冷たいおしぼりをもらって、首筋を冷やしながらじーっとしてました。同席していた方が私の注文したお茶を持ってきてくださってほんと申し訳なかった。他の方の時間もあるしなーこれは救急車呼んだりした方がいいのかなーごにょごにょと考えていたらすっと収まったのを感じて、ちゃんと立てるのを確認して、もう精算を済ませてくれていた席へ再び戻り、ご迷惑をおかけしたのを謝りつつ、電車に乗って帰ったのでした。

同席した方々にはもちろんのこと、お店の方々にも大変ご迷惑をおかけしました。まさか人生において2度目の貧血を昨日迎えるとは。家に帰って目の下めくってみたらやっぱり白かったので、おとなしく寝ました……。

飲みの話はまた改めてー(貧血話抜きで)。