やっぱり苦手

春になると「たまにはおしゃれにも気を遣わなきゃね」という気持ちが芽生えてそれはそれで大変喜ばしいのですが、うっかり振り切って「ああもう何を着ても似合わないんだから一生ジャージ着て過ごします…ううう」という気分になりがちなので、私に必要なのは「中庸」なのだなと痛感する季節でもあります。

4月も下旬だというのにやたら寒いので、何を着ていいかさっぱりわからず、なんとなくユニクロに行ってみました。が、今年の流行はふわふわひらひらゆるゆるみたいで、小さい頃からその手の服を避け続けてきた私としてはどうにも手を伸ばしづらい。結局ライトオンで安売りしてた長袖の服をちょこっと買いました。

店先に並ぶ薄くてふわふわした服を眺めながら、小学生か中学生の頃に父親と服を買いに行き、やたらとレースやフリルのついた服を勧められて試着室の中で悔し泣きして、結局買わずに済んだというのを思い出しました。今だったら気持ちを汲んで……とか思うけど、やっぱりどうしてもあの頃は嫌だった。小6の時点で161cmあると避けたくもなりますがな。サイズないし(当時は)。そして父親も父親でやたら女の子っぽい服を着せたがるかと思うとやたらアウトドア風なごつい服を買ってきたりするので、「中庸」という言葉が必要なのは遺伝なんではないかと思ったりも。

30代の女性が着る服ってどんなのがいいんだろうなぁ。あんまり妥協するとそれはそれで各方面からツッコミが入るし……。ユニクロがもうひとつ推してるポロシャツは致命的に似合わないので、今年の夏はユニクロには頼れないかも。