とあるやばいファンの話

草なぎ剛くんの事件に対し、ちょっとやばいジャニヲタな方々の言動が注目されているのですが、

例えばこの辺ですね。ヒステリックになっている方々が書き込みしたりとか。

剛くんの件は非常にわかりやすいのですが、ジャニーズで濃いファンになってしまった人たちというのは、この辺からはるか斜め上の行動をしたりします。いわゆる「オリキ」あたりなら、痛いなぁというのはなんとなく認識されているんですけど、そこも超越しちゃう人がいるそうです。「そうです」というのは、私は見たことがなく、知り合いのジャニーズファン*1から聞いたのをちょっと書き留めてみようかと。

そのファンの人は、スケジュールを把握して入り待ち出待ちは当たり前、ロケ先までついていったりお弁当やプレゼント渡したり(この辺で最近の話ではないことがわかりますね)していて、同じファンの中でもヒエラルキーができている中で、2〜3番手のグループにいたんだそうです。一番上のグループは本人とごはん食べにいったり、他のファンを仕切ったり、とにかく偉い人。逆らうと大変なことになるそうです。

そんなグループのどこにも属さない女性が1人いました。彼女は本人を好きなあまりちょっとどこかのねじがおかしくなったかのような行動をとっており、一番上のグループの人たちも彼女の存在を好ましくは思っていないものの、放置、もしくは無視をしていました。

具体的な変な言動で教えてもらったのは2つ。1つは、本人が乗った移動用の車をひたすら走って追いかけていくこと。これは割とよく見られる、ファンにありがちな話ではあるのですが、車道とか信号の存在を忘れたかのようにひたすらくっついていくのだそうですよ。想像つかないんですが。

もう1つ。本人が乗った車に、ファンがめいめいのプレゼントや差し入れを手渡しにくるのですが、その女性が持ってきたのはなんと「たくあん」。それもパックされたものではなく、たくあん1本を握って、窓から車内へ差し出したのだそうです。本人は苦笑しながらも受け取り、周囲は( ゚д゚)ポカーン。一瞬静まりかえったその周辺には、たくあんの匂いが漂っていました。

この話を教えてくれた時、知人は「好きになりすぎて頭がおかしくなっちゃった人はいっぱいいる。そんな世界まで行ったら帰ってこれないよ」とアドバイスしつつ、V6の地方のコンサートに出かける私に「(本人が泊まる)ホテル押さえた? 新幹線とか一緒に乗らないの?」と濃い追っかけの片鱗を伺わせる質問をしてきたのでした。

私はそれ以来、自分のことを「ライトなジャニファン」だと思ってきました。「濃い」なんて言ったら、追っかけをしている人たちに大層失礼だからです。しかし私のレベルでも世間では「濃い」と評されるので、そんな世間ではたくあんの彼女はどう映るのだろうと、しばし思いを馳せたのでありました。

*1:誰のファンだったかは伏せますが、かなり濃い追っかけをしていて本人と面識ができてたりします。きちんとリアル(?)との切り分けができているのでちゃんと結婚してますが、今でもたまに出待ちしてみたりするそうです。