女王国の城

はてブ経由で知った「Something Orange」のこちらのエントリで、江神さんシリーズの第4弾が発刊されることを知りました。とうとうきたー……長かった……読み始めた時は江神部長より年下だった私が、とうの昔にその年齢を追い越してしまい(そして悲しくなり)、それでも頼りになるお兄さん的存在として恋い焦がれた江神さんの新シリーズですよ。「双頭の悪魔」なんて単行本と文庫と両方買ったもんね。火村さんはそりゃ格好いいだろうけど私の好みは断然江神さんだもんね。聡明でユーモアがあって。話がずれてきた。

以下引用させていただきます。

有栖川有栖の最新作『女王国の城』発売がいよいよ間近に迫ってきた。

 ただの新作ならそれほど注目する必要もないが、この作品、何と『月光ゲーム』、『孤島パズル』、『双頭の悪魔』に続く江神二郎シリーズ、実に15年ぶりの第4弾なのである。
(略)
そうなって来ると、当然、第4弾が切望されるわけだが、有栖川はこの3作の発表後、「臨床犯罪学者」火村英生のシリーズに軸足を移してしまい、江神ファンは首を長くして続編を待つ羽目になった。

 そして待つこと実に15年、ついにこの日はやって来た。ハレルヤ! 東京創元社のサイトによると、胸躍るその内容は以下のようである!

推理あり、サスペンスあり、バイオレンスあり、アクションあり、UFOあり、椎茸あり、四字熟語あり……、まだまだ盛り沢山の500ページです。

 ……椎茸?

 えっと。大丈夫ですよね、有栖川さん? 信じていいんですよね? 15年も待った読者を裏切ったりしませんよね?

椎茸……? 東京創元社のサイトでもう一度確認。

推理あり、サスペンスあり、バイオレンスあり、アクションあり、UFOあり、椎茸あり、四字熟語あり……、まだまだ盛り沢山の500ページです。

やっぱり椎茸……?

とにかく15年ぶりに会う江神さんの物語がとてつもなく楽しみです。「双頭の悪魔」の最後の方でマリアに見せた弱さと強さがどうなっているのか。