女性性の捉え方

うどんこ天気(http://d.hatena.ne.jp/./nitino/20060904*1を読んで、状況は違えども同じような感覚を抱いているなぁと思った。私は精神的には長男のように育ってしまった+結婚なんてしなくてもいい*2と言われて育った、などなどの要因で、

だから、女性として扱われると違和感を感じる。「私は女なの?」「女ではいたくない!」同時に女性として扱われないと、違和感を感じる。「私は女じゃないの?」「女なのよ!」自分が何者なのか自分で受け入れ切れていない。

だから、ご飯をおごられるとか凄く苦手だった。対等で居たいから。「私の女性性を認めないでよ」「私はあなたから何かしてもらおうとは思ってないのよ」「だったら何か返すわ」ってなる。ちやほやされるのもあんまり得意じゃ、ない。

まさにこんな感じをずーっと持って生きてきたような気がする。女性性に嫌悪や憎しみを持たない代わりに、その部分をずっとずっと無視、またはなかったこととして扱ってきた。それはそれで、「そういう性格の女性」としてうまくいったんだけど、やっぱりそのあたりを消化していないとたまにバランスが変になるような気がする。で、今になってやっと、ゆっくりゆっくりとだけど、そのあたりを解放してみようとしている。

遅いスタートなのでうまくいくかどうかはわからないし、一番肉体的にはきれいなはずの20代の時*3にこう思えなかったのは残念だけど、これからでもまあ、人生を通しで見れば遅くはないかと思って。努力さえすれば。

母親は若い頃(も今の精神も)かなりモテ系なので、もしうまく性格が似ていれば、少なくとも母親の年齢くらいまではなんとか持ちこたえられるのではないかなー。そのモテ系っぷりを私の10代の頃くらいに見せてくれればよかったんだけど。つーか隠すなよ*4。もったいない。

*1:トラバできるほどの話題じゃないのでトラバしてません。

*2:後に母親が、結婚にあまりに夢を見ない私を見て「あまりに言い過ぎたかも」と反省していた。

*3:特に20代前半は相当適当で粗雑だったので、もっといろいろ気にしていればなぁ、と思う。

*4:今振り返ってみると、父親の独占欲が強すぎたんだなーと思う。化粧も香水もマニキュアも禁止されちゃってたらしい。