古畑任三郎 すべて閣下の仕業

そのまんま楽しめた。時間が経ってもテイストが全然変わらないドラマって貴重だ。だいたいのものは続編を作るたび、ちょっとずつずれていってしまう気がしてならない。

んで、ガルベス君の件はちょっと卑怯だと思った! スペイン語圏じゃなきゃいいんじゃんか! かなり笑ったけど!

ラストは賛否両論みたいですな。私は有栖川有栖の「双頭の悪魔」を連想した。情け。ラスト(の手前だけど)江神さんが「これも情けやったんや」(間違ってたらすみません、記憶を頼りに書いてます)とつぶやいて苦悩するところが、ちょうど最後の古畑さんにかぶった。「双頭の悪魔」を全然知らない方にはまるっきりわからない感想でごめんなさい。

ついでに、今泉慎太郎の「機内」も見た。面白いような見なくてもいいような……。ちょっと微妙。眠くて集中力に欠けてたかも、私が。