英語、そんなに嫌いじゃなかった

夫は仕事に行ってなんとか帰ってきた。

唐突ですが私は小学生の一時期とても英語が好きでした。

英語の教材のセールスのお姉さんがなぜか家に上がって母親と話していた時(どんな状況?)、横で小学生向けの英語の本を読んで「すごいね!」とほめられてうれしかったことを覚えています。その後に幼なじみのおばさん(血縁の方)が英語教室をやっているところに、その幼なじみともう一人と3人で通って、簡単な英会話を習っていました。3人は幼なじみ同士ではあったけど特にめっちゃ仲が良いわけでもなくて、今思えば母親同士の仲が良かったからなんだろうな~と大人の事情を察するのですが、まあ当時はなんとなく通っていました。

その先生は旦那さん(IBMだった)の都合で渡米してしまい、「英語で手紙を書いてね!」と言われたのですが、英語で表現したいことが全く思いつかず、手紙を書かないまま縁遠くなってしまいました。今もそうだけど英語で表現したいことってあんまりないのだった……。

それが挫折体験かというと全くそんなことはなく、そこで覚えた英語のスペルをアドバンテージとして存分に生かし、中学生になった私は最初の中間テストで一人だけ英語で満点を取ります。そちらの方が今思えば完全に失敗でした。私は英単語を覚えるのはとても得意だったのですが、英文法が好きなわけではなかったのです。「英語が得意な人ジャンル」に入れられてしまった私は中学2年生になって「ア・テスト」という神奈川県の一時期限定の謎テストで、英語に苦しむことになりますが、まあその辺の話は何度も書いた。

何を書きたかったかというと、英語の原体験として「まあ割と好きな方だった」というのをふと思い出したのです。今でこそ英語の記事をブックマークして回るだけの人になってはいますが、なんかふとそのエピソードと、英語教室からの帰り道の夕景を一緒に思い出しました。なんだ私英語そんなにいやじゃないんじゃん。Duolingoを基礎の基礎からやり直しているのですが割と基礎の基礎は好きだった。