日記

みんな憂鬱[要出典]、評価期間のお話です。

どこかに書いた気もするけど私は評価というものが大変に苦手で、とはいってもいつから苦手意識を持ったのかというと今の社に入ってからのような気がしていて、前の社や前の前の社では作業そのものは大変だったけど人格に影響を与えるようなものではなかったと思っている。今の社はとにかく周囲が優秀で(それまでの社の人が優秀ではないというのではないけど、端的に表現するとこう)、古くからいると新しく入る人は自分より皆優秀、みたいになっていて本当に評価時期はしんどい。

このしんどさは少なくとも頭で記憶している限り10年前からあるので歴代の上司には迷惑をかけたように思うし今の上司にも迷惑をかけていると思う。不全感が半端ないのである。

普段はそういう不全感にふたをして目の前の仕事に取り組むのであまり意識せずに済むが、まあ評価となるとそういうわけにはいかん。「不全感」というのは結城浩さんの読み物から持ってきた言葉です。

かくありたいと思う反面、自意識が邪魔をしてこうはなれん、と思うこともしばしば、というかほとんど後者。しかし評価の時期には割といつもこのページの内容を思い返す。心の支えにするには私はあまりにも卑近だけども。

その憂鬱な数日を乗り切ればけろっとしてまた仕事がんばるぞという気持ちになれるので、この生産性のない数日をなんとかすべく関連する本などを読んでみるけど、なかなか解決しない。半年に一度悶絶して乗り切っている。