教習日記:第1段階の4時間目

朝イチの教習時間で、普段よりも早く起きて教習所へ。朝はぼーっとしがちなので缶コーヒーを飲みつつ教本を読みます。今日はこの1時間だけで、キャンセル待ちも朝から来る人は少ないらしく、記入シートは2つしか埋まってません。が、オプションで日程を組んでもらうのを付けていて、キャンセル待ちとか補習(オーバー)とかだと全部組み直しになってしまいます。主に土日しか来られない割にはうまく詰めてもらっているので、迷ったけどキャンセル待ちはあきらめることに。

今日は普通の人1人、大型の人1人と一緒でした。

今日やったこと

外周のウォーミングアップ走行でいきなりエンスト。クラッチ切るときにアクセルを戻し切れてないらしく(気づいてない)、ひとりであたふたとエンジンをかけ直す。なるべくめりはりつけて加速、カーブ前で減速、カーブ、加速、とやっているつもりなのにどうにもカーブが下手。前の時間までは外周カーブではそんなに苦労してなかったはずだったのになー。

と思ったら、今日私についてくれた指導員の方がうまいことユーモア入れつつ厳しく教えてくれる人(他の方もそうなんですよ!受け取る側に余裕がないだけで!)で、外周回ったときにできていないところをうまく煽り気味に言ってくれました。今日はブレーキの練習。あーこれは時間オーバーかなぁ、と覚悟したら、そもそも今回の教習内容がブレーキだったのでした。ブレーキとは、みたいなことからスタート。

一番できてないところはブレーキよりもアクセルの使い方で、他の人から動作が見えるくらいひねったらそりゃ回転数あがるし、音も大きくなって焦る、と指摘されました。そーっとやるとかの問題ではなくて、手首が動くのが根本から違うと。やってみせることはできるけど見えない、親指のところをちょっと押すくらい、手首は常に地面と水平に、と言われて意識したら、前よりはフォンフォンいわなくなりました。その時まではどんなにそっと回してもアクセル回しすぎになってしまってた。

ついでにクラッチの使い方も、「見ているとクラッチ切ってからギアチェンジしていて流れがスムーズではない。減速したらつま先をギアの下に入れて待機(そのまま入れっぱなしにしていると怒られる)。クラッチ切るのを待つ理由はない」と説明。切ってからじゃないとだめだと思ってたんですよね……。

ブレーキは前後輪の違いについて、実際に急ブレーキかけたところを見せてもらったり、前輪後輪それぞれをかけたときのばねの伸びを見たり。免許がとれる年齢である16歳の女性の平均握力でも吹っ飛ぶくらい前輪ブレーキは強いんですよ、ちゃんと使わないとこわいですよ、と説明されて納得。後輪ブレーキ(右足)が全然踏めてなくて前輪ブレーキに頼りっぱなし、後輪が使えないとだめだからとにかく使わないことには始まらない、と言われて半クラ→後輪ブレーキだけで停止、を何度か繰り返す。停止のときにいつもふらつくので「急に止まらず、右足使ってるんだから左に倒すように意識して」と言われて意識しただけで直ったー。すごい。この先一本橋やクランクが待っているから後輪ブレーキちゃんと踏まないとなぁ。

あとはUターンと急制動を繰り返し練習。小回りUターンがこわくて何度も大回りしてしまう。ニーグリップちゃんとして車体を倒して、ハンドルで曲がるものじゃない、というバイク教習によくあることを繰り返し言われるんですが、体がついていかない。急制動は割となんとかなった。ただしブレーキの握り込みが甘いようで、半端に前輪ブレーキをかける時間が長すぎるとのこと。滑らかにに1、2、3、と握ってねと言われて何回かやったらできました。止まる練習なのでクラッチは切らなくてもいいです、もし切れたら切って(つまり常に最後はエンストしている)っていわれたけどいいのだろうか。今日はブレーキだからいいのか。

「1つ教えると、さっきまでできていたことがいきなりできなくなる。たぶん教えたことに集中しすぎて他のことが考えられなくなっている。全然できないなら教えれば済むけど、2回くらいやると戻っている。それが見ていて非常に危なっかしい」というのが今回の総評でした。確かに、「よくわかんないけどうまくいかない→あ、これか」というときと、「さっきまでできてたけど混乱してできない」ときが全然違うのは、自分でもわかります。アクセルを戻さずにクラッチ切ってるのが何回かあったそうなんですが、自分では全然わからなかった。潔くはんこなしでもいいと思ってるんだけど、なぜかはんこはもらえました。

最後は相変わらずニュートラルにできなくて、去りゆく指導員の人を大声で呼び止めて教えてもらう。エンジン切ってしまってからやるか(Nにしてからエンジン切れっていわれているのだが)、アクセルをちょっとふかして回転数が落ちてきたときにやるか(前々回教えてもらってできなかった方法)、の2つ。他にもいろいろあるんだけどねーと言っていた。次は1週間後で、一本橋

いい天気で日差しが強く、ジーンズの太もも部分が非常に暑くて、これは本格的な夏になる前に終わらないとつらいなあ、としみじみ思いました。その後水分とりつつ次の時間の二輪教習を見てイメトレ。受付にいた指導員の人(前に担当した)からは「順調そうですねー」とにやにや言われたので「相変わらずおっかなびっくりで……」と返すと、「とにかくイメトレですね」とアドバイスもらいました。自転車も原付も今はないから、「脳内プラス手足動かす」でなんとか1週間のブランクを埋めよう……。