飛梅

そろそろ梅って咲くんでしたっけ。梅といえば思い出すのが太宰府天満宮飛梅

延喜元年(901年)、従二位に叙せられたが、斉世親王皇位に就け醍醐天皇から簒奪を謀ったと誣告され、罪を得て大宰権帥(だざいごんのそち)に左遷される。宇多上皇はこれを聞き、醍醐天皇に面会してとりなそうとしたが、醍醐天皇は面会しなかった。長男高視を初め、子供4人が流刑に処された(昌泰の変)。道真は延喜3年(903年)、大宰府で没し、同地に葬られた(現在の安楽寺)。道真が京の都を去る時の未練を歌った「東風吹かば にほひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」は有名。その梅が、京の都から一晩にして道真の住む屋敷の庭へ飛んできたという「飛び梅伝説」も有名である。

歌を思い出そうとしたら「東風吹かば ○○○○○○○ 梅の花 ○○○○○○○ 春な忘れそ」と七の部分を思いっきり忘れてた。
飛梅の話をきちんと知ったのは高校の古典の授業なんだけど、なんだかやたらめったらに感動した覚えがある。「な〜そ」の係結びをこれで習ったような気が……。しかし飛梅自体はさだまさしの「飛梅」で知っていたので、道真公と飛梅になぜかさだまさしとパンプキンパイとシナモンティー梅ヶ枝餅が連想されるという謎の取り合わせになっております。