日記

大変珍しいことに、化粧をしていくのを忘れた。外に出る時はほぼ化粧をしているのに。何で忘れてしまったのかとんと検討もつかぬ。

会社について、髪を整えるためにトイレに行って(早く縮毛矯正をかけないと湿気で髪が暴発する、今はヘアアイロンでなんとかしてる)、鏡を見てすぐ気づいた。なんとこっぱずかしい。置きパウダーと置きアイブロウで本当に最低限なんとかして、アイシャドウくらいは買いに行くか、と思ったけど、まあマスクだしいいかと昼休みまでそのままにしていたら、上長に気づかれた。でも「いいじゃん」と言われて、素直に「おお、ほめられた、うれしい」と思えた。なんということでしょう。40代後半になっても性格(?)は変わるのだ!ありがたいありがたい。もちろん前提に信頼関係がないと言ったり言われたりできないので、その点もすごい。めでたい。

日記

社の勤務制度が変わり、適用されるのが裁量労働制からスーパーフレックス制になった。

今のところ「フレックスとは???」という感じである。前とだいたい同じ時間に始業終業して、だいたい同じ時間に昼休みを取っている。もっとアグレッシブに制度を使いこなしてみたい。エクストリーム出社とか1分出社とかより、もっと変な使い方をしたい。

制度への挑戦というより、せっかくフレキシブルなのに全然使いこなせない自分の頭の固さにいらっとしているから、こんなことを考えるのだと思う。最近の自分はつまらん。クリエイティビティからは遠いところにいるけど、自分のことを面白いと勝手に思い込むことすら最近放棄していると思う。

日記

西原理恵子さんのお嬢さんの話題。

平成のラスト4年、「親子」という関係のことを、私の意思に反して考え続け、もやもやしたまま終わったことを、割と最近親に共有して形としてはけりがついた、という出来事があった。詳しく書くと論文みたいな量になるので(その前にプライベートの話でもあるので)書けないんだけど、親子ってほんとなんなんだろな……と思い返すことが今でもある。

(時制がめちゃくちゃに見えますが、嘘をついてない範囲で親戚バレを防ぐためで意図通りです)

親子というか、親戚とは何か、血縁とは、そしてきょうだいとは、みたいなことも混ざっているので、どちらかの言い分だけ見ても、関係者全員の言い分をそろえても、何もわからないのも知っている。常に藪の中だ。

なのに冒頭のお嬢さんの話とつい重ね合わせてしまう(構図は全く似ていないし、親戚含む関係性も違います)。親子って面倒な割にどの人間にも良かれ悪しかれ(天涯孤独だとしても)存在する関係性なので切っても切れなくてしんどいっすね。

今その辺の出来事が全部含まれている戸籍の全部事項証明(謄本)と戸籍の附表を引っ張り出して、なんとなく眺めている。もちろん全部事項証明なので全部載っている。単なるデータでしかないのに、眺めていると感慨深いもので、やっぱり戸籍ってすごいな、くそ面倒な仕組みだけど、と思わざるを得ない。

閑話休題。お嬢さんのお母さんについては、昔よく本を買って読み、新聞連載の内容がおかしくなっていった頃をリアルタイムで見ているので、いまさら何かしら思うというのはあんまりない。お嬢さんについてはとにかくなんらかの形で幸せな状況になってほしいなと思う。親のことは変えられなくても自分の状況については(流れるままだとしても)変化したりさせたりできるから。何か応援できることがあるとしたら、もうブログでもTwitterでも触れないことなんだろうな。もう触れません。

なんだか1日頭を離れなくて困った。

日記

健康診断というやつの日だった。相変わらず眼圧検査でびくびくした。

体重と腹囲が2年前よりまあまあ落ちていたのでスタッフの方に「だいぶ落としましたね」(大意)と言われてうれしくなった。つまり2年前の数字が相当だったということだ*1。とはいえまだまだやせしろはある。1年くらいあれこれ食事を工夫してわかったのは「食べなきゃやせる」。これは同僚から教わったとても大事な真理である。要因はなんであれ、年齢の割に食べ過ぎていたし、そもそも同年代の人はそんなに食べないものなのだ。すごい。なんでみんな食べずにいられるんだろうと思ったけど、まるっきり逆だ。私が「食べるのが好き」なだけだった。そりゃ好きなことをしてたら肥えるわけだ。

今でも食べ足りないなと思うことがある。特にジャンクなものを食べる時だ*2。マックフライポテトならMを食べたい。ケンタッキーのオリジナルチキンなら2つ食べたい。この間ペッパーレモンチキンとオリジナルチキンをひとつずつ食べたら胸焼けを起こしてしまい、にわかには信じ難かった。もう2つ食べられない身体になったなんて……。こんなことならそこそこ若いうちに我慢せずにオリジナルチキンを食べておけばよかった*3

*1:自分でも2年前の結果をのぞき見てびっくりした

*2:おいしいものなら少しでも満足するという話は合ってると思うけど、私はあえてジャンクなものが食べたい時があるのでしょうがない

*3:本当に若い時はケンタッキーは贅沢品だったのでそんなに食べる機会はなかった。あの頃の自分にごちそうしたい

日記

東京の会社に勤め、神奈川からぎゅうぎゅうの電車に揺られて通うのがめんどうになり、東京で暮らすことにした。通勤に1時間かからないなんて、なんと楽なことだろう、と思った。東京に住むのは一時的なボーナスで、いずれ夫の実家のある大阪で暮らしていく前提だった。そしたら大阪行きがめちゃくちゃ早まった。

大阪に移り住んで大阪のことを頑張って学び、大阪で次の仕事を探すか、と思っていたのに、ひょんなことから京都にある会社で働くことになった。大阪から京都まで片道1時間。次に住んだところからは1時間15分。最終的には1時間半かけて通った。そしたら大阪を離れて東京に戻ることになった。大阪に「実家」がなくなったら、大阪に住み続ける理由がなくなった。

次の拠点は東京だったので、当たり前のように東京で住まいを探し、住むことにした。夫が都会育ちなので郊外に住むという選択肢ははなから存在しない。私は神奈川からまた電車に揺られて通勤するのはもう嫌になっていた。「職住近接」が夫と私の共通する住まい選びのポイントだった。

2020年、日本にコロナ禍がやってきた。あっという間にリモートワーク、地方移住、という言葉があちこちにあふれ出た。今の家は「夫婦それぞれが仕事をする」ための作りにはなっていない。工夫はしたけどどうしてもなじめず、家で無理矢理仕事をしていたらやる気がなくなった。慌ててオフィスへの通勤に切り替えて、なんとか持ち直した。

働き始めてから、「家」に「仕事」の事情を持ち込みたくないとずっと思っていた。頑張って切り分けていたら無理が生じたので、ちょっとずつ持ち込むようにした。それでもやっぱり、仕事は職場でしたかったし、職場で完結させたかった。

ところが世の中ではどうも職住近接は古びてきているらしい。私の選択肢の中に「別のところで暮らす」は存在していなかった。最初の職場が場所に強く紐づいたところで、夫の転勤も場所に紐づくものなので、行動の中に強く刷り込まれており、「職場から離れて暮らす」ことにどうにもなじまないのである。

私にとって、職場から離れて暮らすことは、家に仕事を持ち込むことと同義である。少なくとも今の家にもう一部屋突然爆誕しない限りは。誰か部屋ください。

どこか遠くで暮らしてみたい、と思ったことはあんまりない。逃げて遠くへ行きたいと思ったことはある。でもその「遠く」は「どこか遠く」であり、漠然と「北」とか「南」とか、せいぜいそれくらいの粒度だ。基本的には今いる場所がその時の「家」であり、「仕事」とイコールになってしまうとただ混乱するだけだ。

みんなそんなに移動したいのかー、と最近よく思う。

これはここまでの流れとは全く別もののエピソードだけど、私は「家から離れる」ことに強く不安を抱く。その「離れる」は、ひとつ前の段落の「逃げて遠くへ行く」と同義である。すべての日常をばっさりと切り捨てて消えること。それまでの日常から逃げて遠くへ行くこと。それはもうその日常とは縁を切り、別の日常を手に入れるということ。

私はもう、あんまり日常を切り捨てたいとは思わなくなった。移動は旅くらいの規模で十分だ。人生ぶったぎるほどのレベルじゃなくても大丈夫になれた。

だから私は移動しない。自分の意思で、今のこの東京の暮らしを続けたい。もう逃げて遠くへ行かなくてもいい。

日記

社の雑談(非同期)でお酒の飲み方の思い出が盛り上がった。悪いお酒の飲み方、そういえばあったなぁ、ただし若い頃だけど、という心境に至るとは思ってなかったけど事実として存在する……。

20年くらい前は体が今よりもっと丈夫だったので単純に酒量に耐えられたり、復活が早かったりしたんだと思う。あと、これは今もだけど、お酒の場というのが割と好きである。もう今は無理だけど、朝方までだらだらして解散するぐったり感、まぶしい朝日、化粧を落とすのが面倒でそのまま寝てしまう暴挙、全部許されていた気がする(しっぺ返しはなんらかの形で存在する)。

その中で悪い例として思い出したのが

  • 新卒入社2年目で偉い人に1on1焼き肉に誘われ、断りきれずいったら、帰り道で愛人オファーをいただいてしまった
    • どうやってかわしたのかあんまり覚えていない。「彼氏いるので」とか言った覚えはある
  • 会社を辞める時の送別会がなぜか1on1で開催され、店で愛人オファーをいただいてしまった
    • なお私は牡蠣の食べすぎとワインの飲み過ぎで気分が悪くなり、トイレに行って吐いたりしていた。相手は全然気づいてなかった。なぜ?

というものである。どちらも全くどうしてそうなったのかわからない。どちらも「思ってもみなかった」ということに尽きるのだけど、突っ込まれどころとしては「サシで飲むな」であろう。釈明しておくと「男女にそんなに区別のない職場だったので、その辺の人を混ぜて適当に飲みに行くことは結構あったし、当然にサシ飲みもあった」という文化だったので(1つ目の会社と2つ目の会社は異なるがどっちもそんな感じだった)、なんというか完全に不本意である。まあ最初のは立派なパワハラだ。好意を持つ人(not 恋愛)とのサシ飲みはちゃんと楽しかった。

お酒の席での失敗は恥ずかしいけど、遠い昔にはこんな話もあったんだよ、ばかだねえ(自分も相手も)くらいに思ってもらえたらと思う。あと、男女のサシ飲みもたまには楽しいと思う。もうなかなかそんな機会もないけど。

日記

体調いまいち。なんでだろうと思ってたら気圧の乱高下がわかって、たぶんこれのせい。夕方から頭が痛くなり、なぜこんなに気圧の変化に弱くなっているのだろうと思ったり、甘いものに頼ったりする。コーヒーを外に買いに行ってもよかったかもしれない。

最近の自分の生活9割くらいを「会社に行って(私はリモートワーク向かない勢です)つつがなく仕事をすること」に割いてしまっていて、インプットが足りないなーと危機感を持っているのだけど、特にエンタメ方面でのインプット量においてまるでだめになっていることに気づいた。最新のものに触れる、みたいな話題がまるでない。V6は私の中では殿堂入りなのでエンタメ扱いではない。

知床の水難事故の影響でニュースもしんどく(ウクライナ情勢はチェックできる。謎)、定番の好きな番組ばかり見ている。うえーん典型的な「意識が固定化されている人」じゃないか。