太陽の塔 黄金の顔展

この間行ってきました。ちゃんと感想とかまとめようと思ってたんだけど、たぶんまとめて書こうとするとそのまま葬り去ることになると思うので無理矢理書きます。写真も撮ったけど取り込んでません。ひどい。

総展示点数 300点  (太陽の塔黄金の顔や目玉の電球などの実物展示や映像、パネル展示など)
※黄金の顔実物展示は、太陽の塔改修工事の際取り外したもので顔の正面部分のみです。

万博の展示、最初は「ふーん」という感じで、普通の博物館を見るように眺めていたのですが、なんかもう何もかもがすごくて途中からやたら進むのに時間がかかりました。40年前の日本人ってすごい。そりゃまあこれだけいろいろあれば、通い詰めて写真撮ったりコレクターになったりするわな、と思うくらいの全力っぷり。プロデュースに関わった方々の名前をざっと見るだけでも、今の各界の重鎮たちが一番脂がのっている時であろう時期に全力突っ込んでる感じで、とにかく迫力が違いました。もちろんこまごましたところは古めかしかったり、レトロな感じがしたりするけれど、今でもこれだけのクオリティのものを作るのって大変じゃないか?と考えると40年前の日本人たちパネェ、と思わざるを得ませんでした。一通り見終わった後に、なんかもうほんと陳腐な表現ですが、感動した。じーんとしました。昔の人がすごくて今の人がすごくないって訳じゃないんだけど、万博を推し進めた人や、それを目の当たりにした人や、子供の頃に見た人は、きっと幸せだろうなぁ、と思いました。

太陽の塔を見るのは2度目で「なんかやっぱりでかい」と思ったのと、万博記念公園の中が広くてのんびりゆったりしてて、散歩しているとなんとなく穏やかな気持ちになったのが収穫でした。