素直になれなくて

初回は開始10分くらいで心が折れてTwitter実況のみ、先週はミュートにしてTwitter実況を追う、という状態で(実況は面白いので)、そこで井川遥を楽しみに見るという見方を見いだしたので、今週は割と真面目に見てみました。真面目にとは言ってもTwitter追いかけたり部屋の片付けしたりしながらなんですが……。

で、このドラマに感じる違和感はTwitterが題材なのにTwitterが出てこないということでもなんでもなく、もろ「あすなろ白書」じゃん、というところ。

「スナナレ会」なるものは「あすなろ会」だし、ちょっとエキセントリック(自傷するとか嘘つくとか)な恋人を持つモテモテ男性が瑛太=掛居くん、男性を想う主人公女性にさらに想いを寄せるジェジュン=取手くん、などなど……。ジェジュンが「僕じゃだめですか?」と上野樹里ちゃんに言うシーンは、取手くんがなるみを後ろから抱きしめて「俺じゃだめか?」と言うシーンそのものでしたね! 話ずれますけど木村くんが端役以外のドラマで明らかな脇役を演じたのはあすなろ白書だけだったような。木村くんは実はバイプレーヤーの方が似合うと信じているので、年を取ってからにすごく期待しています。

とここまで書くために公式サイト見てたんですが、各話のタイトルは「ふぞろいの林檎たち」と同じく問いかけのタイトル……あすなろ白書に似てるのは似てるでいいけど(同じ脚本家だし)これはちょっと……。

今までのドラマのいいとこどりしてTwitterをちょっと振りかけた感じの内容だからあんまり魅力ないんだな私にとって、と昨日の放送を見て感じました。井川遥のために来週も見ようと思ったけどどうかなぁ。これで関めぐみ玉山鉄二が慰め合ったりジェジュン青年海外協力隊行ったり上野樹里ちゃんが歩道橋で叫んだりしたらテレビに枕投げると思います。

北川悦吏子さんは私が今でも一番好きな「ロングバケーション」の脚本家なのになー。「愛していると言ってくれ」「君といた夏」も好きだったし「素顔のままで」はご都合主義的展開だったけど安田成美が死ぬシーンで号泣してしまったのになぁ。あーでも最近の作品は全然見てないものばかりだった。自分と合っていたのが90年代の作品だったのかもしれない。