「人体の不思議展」を見ての素朴な疑問

人体の不思議展」を見てふと抱いた「ちょっと下ネタ風味な疑問」について、kwskというご要望がありましたので、かいつまんで説明させていただきます。いや。なんか。ごめんね。

公式サイトにも会場にも、「本展で展示されているすべての人体プラストミック標本は、生前からの意志に基づく献体によって提供されたものです」という説明文がありまして。様々な形で神経や筋肉や血管を展示している標本って、ほとんど男性だったんですよ。標本はもちろん服なんて着てませんからよくわかりますよね。女性の標本は、女性の骨盤と子宮や卵巣の部分あたりしかなくて、あとの全身標本は男性だった。これは最後の方に気づいたのですが。

最後まで見通した時にふと湧いた疑問。それは、「仮性包茎の全身標本が1体しかなかった」ということでした。確か*1日本男性の7割が仮性包茎なんじゃないんでしたっけ? でも他はほとんど包茎じゃなかったってことは、そもそも献体の意思を示す人の中に仮性包茎の人がいなかったってことか? もしくは、プラストミック標本にする段階(ものすごくたくさんの工程を経て作成されます)で、7割の仮性包茎の人でも包茎ではなくなってしまうということか? じゃあ仮性包茎の標本の人はもともとは真性包茎だったのか? そもそもそんなに簡単に変化するものなの?

……などと(今「包茎」ばっかり打ってたらゲシュタルト崩壊起こした)ぐるぐる考えた上で、思い切って旦那に疑問をぶつけてみました。答えは「……わからない」。そりゃそうですよね。わからないですよね。でも係員の人に「なんで男性の標本は仮性包茎が少ないんですか?」とか聞けないし! 実行委員会にメールしてみる訳にもいかないし!

私はそんなに生殖器ばっかり見てた訳じゃないんですけど(言い訳)、やっぱりそれなりに「睾丸の位置ってやっぱり左右違うんだなぁ」とか「大きさって実は大差ないけど標本にする段階でだいたい似たような大きさになるのかしら」とか思ってたんですよ(やっぱり見てる)。あとこれは意図的になのか標本が存在しないのかわからないけど、女性の生殖器の標本はありませんでした。ちと残念。

包茎」でぐぐってこのエントリが上位に来ないことを祈ります。

*1:ソースあとで探してみようかなぁ。そこまでしなくてもいいか……。→見つけた。6割だそうで(http://hiroshima.cool.ne.jp/bigbommer/phimosis.html