オグリキャップ引退レースの有馬記念

昨日ケーブルテレビで「思い出の名レース」みたいなタイトルの番組をやってて、なーんとなく見ておりました。名レースとそれにちなんだエピソードを映像でつないでいく、という趣向の番組。その中でライスシャワー天皇賞(春)があって、「これが彼の最後のゴールとなった」なんていうナレーションがあって死ぬかと思いました。よかった宝塚記念やらなくて。
で、オグリキャップ有馬記念。私が説明するよりもWikipediaに説明してもらいます。

その後同馬は引退を決め、引退レースとなる有馬記念(12月23日)は、ファン投票1位に支持され、当日の中山競馬場には中山競馬場史上最高の17万7779人の入場人員を記録した。しかし、馬券的な人気は国内馬同士の争いにもかかわらず、ジャパンカップに続きオグリキャップとしては最低の4番人気にまで落ち、ジャパンカップ以外では中央競馬2戦目の毎日杯以来、単枠指定にもならなかった。レースは逃げると見られていたミスターシクレノンが出遅れ、オサイチジョージが押し出されるように先頭に立ちスローペースで展開。スタンド前では大歓声に1番人気のホワイトストーンが引っかかる中、オグリキャップは、再び鞍上となった武豊に導かれて落ち着いたレースぶりでスムーズに中団を追走。3コーナーから徐々にペースを上げ、4コーナーで外から先頭に並びかけると最後の直線で抜け出した。そして、大歓声の中、2着のメジロライアンに4分の3馬身差をつけてゴールに飛び込み、見事に限界説を一蹴。「奇跡の復活」、「感動のラストラン」といわれる勝利を収めた。レース後、スタンド前でウイニングランを行うオグリキャップに17万大観衆の「オグリコール」が贈られた。また観客の中には感動で涙を流す姿も見られた。

残念ながらリアルタイムでは「オグリキャップというすごい馬がいた」くらいしか知らなかったし、この記述にある内容もその後競馬を少しずつ知るようになってから知ったことなんだけど、改めて映像でまとめられるとすごかったです。武豊があんなに若いのにああいう競馬をしてるのもすごいと思ったし、ここで奇跡の復活を果たしたオグリキャップも本当にすごいし、オグリコールをする観客の人たちにも感動しました。思わず涙。これを目の前で見られた人が本当にうらやましい。

今年の有馬記念といえばディープインパクトの引退レースなのですが、残念ながら今回は見に行けなさそうな感じ。でもテレビの前で応援します。無事にゴールにたどり着けますように。