無防備さとセクシーさ

以前内田春菊のエッセイで「無防備ってことはセクシーだ」というのを読んで*1、なんとなくわかったようなわからないような気がしていたのですが、最近やっとこれが「隙のない人には近づけない」「少しくらい隙があった方がいい」と同義であることがわかってきたような気がします。全部飛び越えて無防備=セクシーと言い切っていたから訳がわからなかったのですね。

ガードが固いから色気が培われないのか、色気がないからガードが固くなるのか、もうほとんど「にわとりと卵どちらが先か」に近い話ではあるのですが*2、とにかく相乗効果でどんどんセクシーさとはかけ離れていっているような気がします。他の人に触れる/触れられるのが苦手(物理的にではなく間合いが)なのもこの辺と近いことなのかも。自分が作ったガードを、自分も越えられなくなっている。

ちょろちょろ連想することはあるのですが、時間切れにてひとまず終わり。

*1:どの本だったかは忘れてしまいました。ここ数年は読んでもいないしなぁ。

*2:これ確か結論出てませんでしたっけ。後で調べよう……。