普通自動二輪の教習に行くことにした

3月末のモーターサイクルショーに行ってから約1ヶ月、とうとう教習所に通うことにした。

昨日は自宅から一番近い教習所、今日は2番目に近い教習所に行ってみて、その場で入校を決めて申し込んでしまった。料金が多少安かったことと、なんとなく2つ比べて後者が合うかな?と思ったことと、通学にかかる時間が意外に大きな差にならなかったことが理由。ここにも書いた通り、今免許取得を見送ったら、次に考えるときには体力と反射神経がさらに落ちている。だったら、教習が多少オーバーしてお金がかかるとか、バイクの購入を今しないとかでも、こつこつやればいいか、という気になったのであった。

最初にとった原付免許が平成4年(1992年)9月、普通自動車免許が平成10年(1998年)4月。初めて二俣川の試験場に行ったのが22年前!!(改めて計算してびびった)。原付は一度落ちているし、普通自動車は第2段階でオーバーしまくった(よくある話だけど教官が怖くて心が折れて途中数ヶ月ブランクがあった)しで、すんなり取れるかどうかわからないけど、今はネットもあるし教習所も以前より優しいというしなんとかなる。はず。20年越しの夢「バイクに乗りたい」にチャレンジ。もっと早くやれば、みたいなことをちらちら考えるけど、振り返ってみてもやっぱりいいタイミングはこの20年なかったし、今が最善のはずだ、と思ってがんばる。

今日やったこと

教習所のサイトで一通りかかる料金なんかを調べていったので、そんなに驚くこともなくスタッフのお姉さんの説明を聞きつつ、必要な書類を書く。土日の予約状況やキャンセル待ちの話を聞いていて、「二輪の教習は今人気があって……」というお姉さんが席を立ったら、お隣にいたお兄さんが「ここキャンセル待ち余裕っすよ」と話しかけてきた。びびった。そのお兄さんは何かの申し込みをしにきたのにお金もはんこもないらしくて、対応していた別のお姉さんが唖然としていた。大物だ。

いろいろやっている途中で突然「では事前審査を」といわれ、二輪教習のコーナーに行く。引き起こしなんかは教習1時間目のときにやるもんだと思っていたら……。「もう乗るバイク決めてますか?」「いえ、250か125がいいかなとは思ってるんですがまだで」「教習で使うバイクの重さ分かりますか?」「200kgくらいでしたっけ」「そんな感じです、すごく重いです」という会話を経て、教習車の引き起こしにチャレンジ。最初はまあびくとも動きませんでしたね! あんまりがんばりすぎてぎっくり腰になる人もいるのでほどほどに、とのことだったので、先に別のことを。センタースタンドのかけ方と戻し方はまあまあ順調に、またがって左右に傾けて支えるのも一応セーフ。「足つきがよいのであとは引き起こしができれば」ということで(身長が高いのはやっぱり有利だったようだ)、再度チャレンジ。アドバイスもらいつつ、トータルで6度目?くらいになんとかクリア。最初のチャレンジで微妙に腰痛くなった気がする……。狭いという理由で8の字はなし。取り回し不安。

これで事前審査はクリアだそうで、再度申し込み手続きに戻ったら、15分後からちょうど適性検査をやるとのこと。お姉さんとともにばたばたしながら適性検査の部屋に向かう。図形の正誤を判定したりひたすら斜め線を引いたり△を書いたり。こんなの昔やったっけ……と思いつつせっせと書く。「いつでも誰かが私を監視している」みたいな林先生案件の設問もあって、思わずにやにやしながらやってしまった。でもこういうところで本当にいろいろ見てるんだろうなあ、と思うと、自分が本当に運転に向いてるかついつい自問自答してしまう。何しろペーパードライバー歴が15年超えてるのだ。でも同じ部屋で適性検査を受けてた人たちは、本当に老若男女といった感じで、女性もまあまあいたし、私と同年代くらいかそれ以上の人も結構いた。

適性検査から戻ってさらに手続きの続き。お姉さんごめんなさい。予約の仕方とかいろいろ教わって終了。軽い気持ちで来てみたら予想外にいろいろ進んでしまった。休憩コーナーで教習中のバイクを見て「みんなやってるから大丈夫大丈夫」と思う(思い込む)。

今車の免許を取っている最中の同僚や、その同僚が励みにしたという同僚(ややこしいな)、バイク話につきあってくれた皆さま、物欲方面から背中をつついて(むしろ「蹴って」)くれた同僚、教習日記やツーリング話をブログに書いてくれた方々(特にリアルで知っている人のは大変心強かったです)、ありがとうございました。ひとまずがんばります。