もう1ヶ月前のことになりますが、2泊3日で台湾に行ってきました。2006年12月に香港に行って以来2度目の海外旅行です。なんで台湾に行くことにしたかというと、大変単純極まりないのですが、台湾から寄せられた東日本大震災の義援金が多かったという話を見聞きして、いい人たちだなぁ、これは旅行に行くことでささやかながら恩返しをしなければ、なーんて思って調べてみたのがきっかけだったのでした。ごはんが美味しそうだなーと思ったり、ネットの記事を読むやら同僚の話を聞くやらで行きたい熱が高まったりしたところに、たまたまテレビで台湾の夜市を取り上げた番組を見たのが最後の一押し。あとはスケジュールを調整するだけでした。
が、諸事情あって行けるのが1月最初の3連休。だいたいみんな同じことを考えるので、いい条件の便はだいたい埋まってました。2泊3日の予定ですが、実質動けるのは1日半くらい。いろいろ行きたいところはあっても移動に時間を取られておしまい、となるのはもったいないので、台北市内のみとしました。
利用したツアーとかホテルとか
旅行代理店のフリープランでした。行きと帰りの便とホテルを予約して、あとは自由行動。空港〜ホテル間は現地のガイドさん(日本語話せる)が送迎してくれました。かなり自由度の高いツアーにしたとはいえ、ガイドさん+送迎車の都合でまあまあ時間をとられるので、次回はツアー使わない方がいいかなぁ、と思ったりも。
飛行機はJL805、JL804。行きも帰りも幸運にも窓際だったのでへばりついていました。
ホテルはシェラトンホテル台北(台北喜來登大飯店)。何しろハイシーズンだったので、安いホテルでも高いホテルでもあんまり価格が変わらない。なので思い切っていいホテルにしてみました。分不相応だったかなとやや不安だったけど、普通の旅行客っぽい人もビジネスマンも利用していたし、日本語が通じるスタッフがいて助かったし(2回お世話になりました)、非常に交通の便のいいところだったので迷わずに帰ってこられるし、選んでよかったです。
インターネット
海外でもせめてTwitterくらいは見たいし投稿したい!と思って、いろいろ事前に調べました。結局成田空港で行き当たりばったりに見つけたテレコムスクエアのWi-Fiルーターレンタルサービスを利用。(1200円+予備バッテリー420円)×3日間。慣れているPocket WiFiと同じ使い方だったのでとても楽ちんでした。
auの海外ダブル定額の利用も考えたのですが、現地でiPhoneアプリ「GLOBAL PASSPORT」を使ったら定額対象の事業者がうまく検出できなかったため、うっかりパケ死するのが怖いと思ってWi-Fi利用のみにしました。とか思ってたら最近こんな記事を読んでがくぶる。
とはいえ、Pocket WiFiを利用したことがある方ならおわかりの通り、電池もたないですよね!(連続で4時間) もちろんテレコムスクエアのお兄さんもそれをわかっていて予備バッテリーを勧めてくれたわけです。電池気にしながら外で気軽にあれこれ調べるとか日本でも割と大変(でした。iPod touch時代)。手元にはSIMフリー端末であるNexus Sがある。で、プリペイドSIMカードの利用を試みました。
- 参考にしたのはこちら
3日(72時間)分のパケ放題が使える「台灣大哥大」の「3G fun心預付card」を台湾桃園国際空港のカウンターで買おうとしたのですが、空港に到着した時点で台湾ドルへの両替を済ませておらず、ガイドさんと合流した後にカウンターを発見したので、空港では買えませんでした。ガイドさんは立ち寄ってもいいと言ってくれたんですがタイミング悪かった……。その後、士林駅近くの台灣大哥大のショップで購入にチャレンジし、とってもかわいいお姉さんのおかげで無事買うことができました。このエピソードだけでも長い1エントリー書けるくらいなので割愛。お姉さんほんとありがとう。
ここからはもしかしたら検索でたどり着くかもしれない方向けに。SIMカードを挿してAPNを設定するところまでやってくれて、「30分後に一度電源切って立ち上げると使えるようになる」という意味のことを教えてくれました。だいたい30分経ったかなーという頃に電源入れ直すと、おそらくこんなメッセージが来ます。
台灣大哥大已為您開通Catch 0元型服務、請手機直撥899免費專線完成手機設定。若您的手機尚未完成設定、請直撥899免費專線。謝謝(待續)
間享不限次數上網;請注意本服務無限上網優惠僅限國内使用;服務資訊請以本門號直撥535(免付費)、謝謝!
この後もう1通「いついつまで使えますよ」みたいなのが来ますが起こすのつらいので省略。899と535どっちにかければいいんだ?と悩んでしまいました。先ほど紹介したエントリーにあった通り535にかけたらなんとかなったっぽいです。899でも535でも、かければちゃんと英語のガイダンスが聞けますが、私はヒアリングがかなり壊滅的なのですごくつらかった……。たぶん人生で第3位以内には入るくらい真剣に英語を聞きました。英語聞くなら2を押せってところまでは普通にわかるのにその先のハードルの高さ!(※英語の話す聞くは謙遜ではなく本当に無理ゲー。さすがにもうちょっと勉強しようと思った) でも漢字と漢文の読み下しでメッセージはなんとか意味がとれる、のが助かった。
プリペイドSIMカードがあったおかげでいろいろ便利でした。Twitter、Facebookは趣味のレベルなので別としても、Googleでの検索やGoogleマップ(現在位置調べるだけでも相当便利)がすぐに使えるのがいいですね。台湾は地下鉄の中でもがんがん電波が入るので、移動しながら次にいく場所の下調べをすることもできました。
その他便利だったもの
- 地球の歩き方
- べただけど本当に便利。書籍は偉大だ
D10 地球の歩き方 台湾 2011?2012 (ガイドブック)
- 作者: 地球の歩き方編集室編
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2011/03/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- Taipei Transit
- 路線図+主要駅の地図を見られるアプリ。無料。オフラインでも使えるのが便利。ロンリープラネットのアプリ買おうと思って探してたら発見した(ロンプラアプリの台北版はないっぽかった)
- 「Taipei Transit」をApp Storeで
装備
事前にいろいろな人に聞いてみたところ、2泊3日だったらリュック+手荷物1つで機内持ち込みにして、空港での荷物ピックアップ時間を減らすべき!という話に。前回の香港は諸事情あってビジネスカジュアルレベルの服+靴を持っていかなければならなかったのでスーツケース必須でしたが、今回はそんなこともないので、どこまで荷物を減らして身軽にできるかを試してみました。幸い台湾は暖かいので防寒対策しなくてよかった。
持っていったのは以下2つのかばん。
[ミレー] KULA 30 MIS0157 4829 (AMARANTE/F)
- 出版社/メーカー: Millet(ミレー)
- メディア: ウェア&シューズ
- 購入: 1人 クリック: 1回
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【国内正規品】Lowepro パスポートスリング ブラック LP36140-0JP
- 出版社/メーカー: ロープロ
- 発売日: 2010/02/22
- メディア: Camera
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本格的なバックパックを買うのが初めてだったので、30Lにするか40Lにするかさんざん迷い、今までの人生でだいたい「迷ったら大きいものを買っておけば大は小を兼ねる」と判断してきていたので、逆張りして小さい方にしました。2泊3日だったらどれくらいの荷物の量が適切かひたすら調べまくりました……。その辺は時間があったら何かにまとめたい。それはともかく、カメラバッグの方は年末に買ったものからカメラボックスを抜いて普通のバッグとして使いました。
「空港での荷物待ち時間を減らしてさっさと空港を出る」は、行きは同行者の旦那が荷物を預ける派だったので結局待つことに(運良く1周目ですぐにピックアップできた)。帰りはお土産を無理に詰めて機内持ち込みにするよりは、素直に預けよう、と預けてしまいました。でも帰りもすぐに拾えたので運がよかった。すぐにナイフで切れるものを預けるのにちょっと不安がありましたが、貴重品は分けて持ち込んでるし、と割り切りました。こうして経験を積んでいくのですねぇ。
カメラボックスを抜いた、と書いた通り、デジイチ(D60)は持たずに、コンデジ(S95)だけ持っていきました。写真旅行じゃなければだいたい事足りる感触でした。しっかり写真を撮りたい、かつ日程にゆとりがある場合は、持っていってもよかったかも。もしかしたら次回はD60連れていくかもです。
1エントリーで全部書ききろうと思ったら思い切り無理でした。ごはん+観光編は別エントリーに。また、このエントリーも変なところを後から見つけたら直したり加えたりする予定です。