児玉清さんが亡くなったと知ったときは、ショックではあったけれど、泣いたりはしませんでした。が、テレビの前で番組が始まるのをじりじり待ち（いつものように新婚さんいらっしゃいの終了を見つつ）、HDDレコーダーの録画がスタートするのを見て、児玉さんのアタック25はもうこれでおしまいなんだなぁ、という感傷に激しく襲われ、番組が始まって誰もいないスタジオに児玉さんの写真が並んでいるのを見た瞬間に泣きました。
前半で児玉さんの俳優人生を振り返り、後半でアタック25の振り返り。児玉さんととても仲がよかったというスタッフの皆さんがおそらく心を込めて編集したであろう「児玉語録」や「アタックチャンス」、最後の最後の25枚の写真とさまざまな声の組み合わせ、「ラストコール」の後のアタックチャンス、すべてがお見事でした。切り絵や飴のエピソード、スタッフとの写真もよかったなぁ。
余裕があるときは2chの実況板をオンエアと一緒に見て、アタックチャンスを4段階で評価したり、CMのタイミングで「大人の不倫旅行」「大人のふりかけ」「大人のジャパネットたかた」なんて盛り上がったりするのを見て笑っていました。クイズとしても番組としてもすごく楽しかった。番組と同い年の私は、物心ついた頃から日曜の昼にアタック25を見るのが習慣でした。社会人になって毎週はなかなか見られなくなっても、ふと日曜にテレビをテレビ朝日／ABCにすればアタック25と児玉さんの司会がある、という気持ちでいました。本当に寂しい。
いつもいつもありがとうございました。おつかれさまでした。児玉さんが去った後もアタック25を見ていこうと思います。
