クラフトパーク #1、#2

こちらで書いた通り、先週から大阪市クラフトパークの金工(装飾品)基礎講座に通い始めました。

クラフトパークの受講生の方のブログなり体験記なりがないかなーと思って、受講を決める前にいろいろ探したんですが、講師の方のものは出てきても受講生はなかなか書いてない。ならば私でよければちょこちょこ書き残そうかなと思ったり。もちろん金工講座の関係者の方が見れば特定されまくりなんですが、それはまあいいかなぁと……。

という訳で、先週書き損ねた第1回も一緒に。

#1

クラフトパークの最寄駅は、大阪市営地下鉄谷町線の出戸駅か長原駅、またはJR久宝寺駅。郵送されてきた地図では長原駅から徒歩15分ほどのようだったので、長原駅を選択。しかしこれがまずかった。地図を見ながらわからない道を歩くと、15分が20分になるのでした……。一番最初のオリエンテーションに5分遅刻。受講上の注意部分をすべてすっ飛ばして、それでは館内を一回り、というところからスタートになってしまいました。とほほ。

木工や陶芸、バーナーワーク、織物などなど、充実したそれぞれの教室を一通り見て、それぞれの教室へ分かれます。金工の教室で挨拶したと思ったら、すぐにそれぞれの材料などのセットを確認。確認が終わったかと思ったらすぐにペンダントトップの制作に入り、何もかもメモする暇なくどんどん進んでいきます。忘れるんじゃないかしら、と思ったけど、実際は必死になってついていくのでそれなりに覚えてました。中学の「技術」「美術」の授業をなんとなく思い出す、糸鋸やらバーナーやら金槌やら。

ちなみに既に受講している人も長くやっている方も時間帯の区切りでみんな同じ教室内での作業ですが、それぞれの進み具合でそれぞれが作業しているようです。ようです、というのはまだ慣れてなくて周囲を観察する余裕がないためです。でもちょっとした待ち時間にちょこっと会話したり、コツを教えてもらったり。

この日はペンダントトップの完成一歩手前まで。

#2

クラフトパークの入り口はこんな感じ。

前回遅れてしまったので、今回はちょっと早めに着いて、いろいろなところをうろうろしてみました。禁帯出の図書室には陶芸などのクラフト・工芸・デザイン関係の本や雑誌が揃ってます。「淡交」があってびっくりしたけどそれ以上にマニアックな雑誌もあって、読み応えありそう。別の意味で楽しそう。講師の作品展示コーナーもあって、気に入ったものは購入することができます。自分が工芸を習うと、デザインに目が行くようになるものなんですねぇ。今まで美術館に行ってもどちらかというと歴史や雑学まわりに興味が向いていたのに、デザインという視点がちょっとだけ入ったのがわかりました。

ペンダントトップを仕上げてから、甲丸リングの制作に入ります。今回は(といっても2回目ですが)特に時間がかかってしまって、手は疲れるわ作業は進まないわであーもう、という感じでした。どうも「丸み」「思い切って削る」のが苦手なようです。彫刻刀使う授業で彫りが足りなかったのを思い出しました……。あと個人的に指輪のサイズを測るのがとても苦手で、ゲージでちゃんと合ったサイズを見つけたはずなのに、実際に指を通したら引っかかってとれなくなり、あわてて洗剤をつけて外したはいいものの指が少しむくんで(?)しまったりとか。関節がちょっと太いのがなぁ。

ヤスリ掛けの1/3くらい?のところでタイムアップ。続きは次回です。

初作品

ペンダントトップは、別売りしてもらえるひもを組み合わせました。

もしこの記事を見て金工講座を受講しようと思った方は、とりあえず第1回の受講日の時に、なーんとなく好きだなというデザインを考えてから行きましょう。心構えが足りなかった私は思いつきで作ってしまいました。アルファベット(数字も使えます)の刻印で模様を作るのですが、インスピレーションだけでやると心許ない。これは「L」「I」「o」「x」を組み合わせています。

裏はこんな感じ。一番最初に銀製品であるという印の「SILVER」を刻印します。あとは名前などをどうぞ、と言われたのでそのまんま名前を入れたためモザイクかけました。

さっき携帯で撮ってみた実際の着用の様子。行き当たりばったりになってしまった割にはなんとかなってよかった……。なんとか仕上がったのは、とても丁寧で細やかな指導のおかげです。本当に。

もうちょっと書いておこうと思ったことがあったけどその日のうちに書かないと忘れますねー。来週はちゃんと書こう。