書こうか書くまいか結構迷ったんですが

なんか唐突に書きたくなったのでちょろっと書いてみるテスト。難しい問題なので、どこまでどう表現できるかわかりませんが……。

私のおばの1人は知的障害者です。お産の時にへその緒が首に絡まり、脳に十分に酸素が送り込まれない状態で生まれてきたとのこと。長い間自宅に住んでいたのですが、確か20年ちょっと前から入居型の施設に入っています。おばが障害者だということを私は中学生になるまで知りませんでした。帰省した時に甥っ子・姪っ子の面倒をよく見てくれたやさしいおばだという印象しかありません。還暦のお祝いを送ったらとても喜んでくれたそうです。

60年以上前に田舎で生まれた子。どんなに世間から厳しい目で見られていたかは想像に難くありません。ぽつりぽつりと昔のことを教えてもらった時にその辛さを知りましたが、実際におばと一緒に暮らしたことのない私には結局何を聞いても実感とはならないのでした。身内に障害者がいるのにこれまであまりダイアリーでもブックマークでも言葉にして触れてこなかったのは、何も知らないから。興味がある記事をブクマしたりはしてますが。

上記ブックマークと元の匿名ダイアリーを読んで、おばのエピソードを思い出したので1つ書いておこうと思いました。

初潮を迎える頃、祖母はおばが外にいる時に粗相をすることをひどく心配し、ナプキンの使い方・ごみの処理の仕方などを徹底的に教え込んだそうです。とにかく他の人に迷惑をかけないようにと、普段から身の回りのことは厳しく教えていたとのことですが、生理に関してはその性質上母親の管理下に置くわけにもいかず、失敗だけはさせちゃいけないと初潮の前からずっと教え続けていたと聞きました。祖母とおば本人の努力で、生理で粗相をすることはなかったといいます。もちろんすべて伝聞なのですが……。

あ、もう1つ思い出した。おばに限らないことだと思いますが、身体の不調や痛みを的確に伝えるということができないため、おばは長く子宮筋腫を患ってから摘出手術を受けました。生理痛や貧血など、子宮筋腫による不調はさぞ辛かったと思うのに、その苦しさを表現できなかったということに胸が痛みます。

隣の部屋からギター(ベース?)と鼻歌が聞こえてきて集中できなくなったのと、晩ごはんの準備があるのでこの辺で。[続きは][ありません]