わざわざ平日の昼間に行ったのになんだあの混みようは!とちゃぶ台ひっくり返したくなるくらい混んでました。
芸術を楽しむというのは一種の才能だと私は思っていて、自分に絵画観賞をする才能がないのははっきりと自覚しているんだけど、それでも観ることに意義があると信じて行ってきました。整体行った直後だったので人ごみがしんどく、正直言って「牛乳を注ぐ女」と古楽器の展示以外はかなりハイスピードで通り抜けたんですが、それでも面白かった。
大学の一般教養でとった美術の先生がフェルメールの研究者で、やたらとフェルメールの話をしてくれてたはずなのに、寡作な人だということしか覚えてない……。ちゃんと真面目に授業出てたのにもったいなや。でもそのおかげで自らのアンテナに引っかかったんだからよしとしよう。ちなみにその授業は恐ろしく厳しくて評判だったけど、話が興味深くてノートとるのもレポートもせっせと頑張ってA(優、です)を勝ち取りました。いやー辛かった当時は。
フェルメールの世界 17世紀オランダ風俗画家の軌跡 (NHKブックス)
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遠近法から考えるとテーブルの形がおかしい、って今の今まで全然気づきませんでした。わかる人はすぐわかるんだろうと思うと、絵画観賞の才能のなさが際立ちますな……。