日記(2)

帰りに近所で一番大きいスーパーに行ってみたら、見事にパンの棚、ピザ類の棚がすっからかんだった。小さい頃は「ちょっと前にオイルショックというものがあってトイレットペーパーの買い占めが起きた」と認識していた私が、後々歴史か何かの教科書に載るであろう新型コロナウイルス(と東京オリンピック開催延期)の時代を生きることになるとはー、という妙な感慨がある。生鮮食品もかなりなくなってはいたが、なぜかピーマンだけはきっちりと残っているのが印象的だった。なぜだ。

当然のようにトイレットペーパーもティッシュペーパーもなく、興を削がれ、スーパーではなくお弁当屋さんで弁当を買い、コンビニで明日の朝食であるパンを買った。パン屋さんのパンは見事に消えていた。