コントと漫才は違うのよー

M-1グランプリ、東京にいる時は全く興味がなかったのが(中川家のドキュメントは面白かった)、去年今年と大阪に来てからなんとなく注目するようになりました。関西パワーかしらん。

勝手な意見。M-1グランプリは基本的に漫才の選手権大会だと思っているので、漫才という形をとりながらコントやってるように見えるコンビに対して、私の評価はかなり低くなります。去年のキングコング、今年のNON STYLEは「コントじゃね?」と思った瞬間から冷めました。歴代優勝者の中でいうと中川家ますだおかだフットボールアワーサンドウィッチマンは漫才だなぁと思います。アンタッチャブルは評価高いのは知ってるんですが見たことがないですすみません。

なんでコントと漫才が私の中で「違う」と線が引かれたかというと、ウッチャンナンチャンが以前漫才に挑戦したことがありまして。ウンナンはコントのコンビだし、本人たちも「漫才は苦手」と言っていて、その状態であえて漫才をやるということで、私としてはすごく楽しみにしていました。しかし、実際に見てみたら全然だめなのね。ショートコントの連続になっているし、なじめないのか本人が素の顔になってるし*1、コントと漫才ってやっぱり違うんだなとその時はっきり意識しました。内海桂子師匠にも確かダメ出しされてたしなー……。

桂子師匠のもとで頑張っている東京の芸人のナイツを応援したいのは、マセキ芸能社だからというのもあるし、ちゃんと漫才を修行しているから、というのもあります。M-1という形じゃなくてもよいので、息の長い芸人さんになっていってほしいです。

最近関西ローカルの番組を見ていて成長が楽しみ!と思ったのは銀シャリですかね。いとこい師匠のしゃべくり漫才を彷彿とさせる昭和的なノリが大好きです。

*1:芸の最中に素で笑うのがとてもいや。ウッチャントークの時などに照れて笑いがちなので、コントの時のようにがっつり入っていってほしいと常々思っています。