障害児を持つ親へのサポート、とはちょっと離れた話

以前ちょこっと書いたけど、私のおばは出産時の事故で障害者として生まれ育った。今よりもずっと厳しく冷たい世間の目の中、祖父母は暖かくも厳しく女ばかりの子供たちを育て、姉妹たちはお互いいい距離を保って付き合いを続けている(と思う)。おばを残してこの世を去らなければならなかった祖父母はいかに心配だったかと思うけど、私はその心中を想像するしかできないし、自分の母親に当時のことを聞くのは少し憚られる。でもとりあえず、今は、おばは元気に暮らしている。

上記のリンク先を読んで、一応社会的な整備が50年前よりはできつつあるはずの今でさえ、こんなにも物理的なサポートが足りてないというのに、当の50年前はどうしていたのだろう? 50年って軽く振り返ったけど半世紀前だよ? 東京オリンピックよりも天皇・皇后両陛下のご婚礼よりも前。どうやって育ててたんだろう。しかも祖父は杜氏&植木職人、祖母は農業、姉妹がいていろいろ介助はできるとはいえみんな学校もある、そんな状況でどうしていたのか皆目見当がつかない。祖父母が生きていれば多少は話を聞く機会もあったかもしれないけど、もし何事もなく長寿を全うしたとしても平成20年の世まで生きていなさそうなのでだめだろうなw