少子化問題あれこれ

id:toya:20040610#p1で書いた、妊娠・出産費用に保険を適用しては?のその先の話。私が子供を持ちたくない理由の1つでもあります。
北沢かえるの働けば自由になる日記(http://d.hatena.ne.jp/./kaerudayo/20040611#p1)より。

経済学に詳しいわけではないが、少子化対策の根本は「1日8時間、週5日働けば、普通に暮らせる労働システムの確立」に尽きると思うなぁ。育てている親の実感としてはだが。
●きちんと働けば子どもが養えるだけの収入が入る仕事である。
●子育てしながら働くのを認めて、許容してくれる職場である。
●男女とも、上の条件が保障されて、認められている。
って条件が揃えば、産む人多いよ。若いカップルや、シングルマザー、生活はギリギリでも、なんとかやってる人は、この条件をクリアしている。

子供が養えるだけの収入って厳しいよなぁ。産むまではできても、その先で子供を不幸にしかねないと思うと、やはり躊躇せざるを得ません。せめて高校・大学を出してあげたいと思うと、全て国公立を選んで一切塾に通わせなかったとしても、かなりの出費になりますよ。税金払って年金払って健康保険払って、老後のことも考えないといけませんね。子供に養って貰おうとは思えませんので。自分の老後もあるけど親の老後もあるから、体力も温存させないとまずそう。となると、ますます子供を産みたいというところから遠く遠くにきてしまいます。
まして子育てを許容してくれる職場、探すの難しそう。今の職場では子供を持つ女性は1人しかいません。許容はしてくれても環境が明らかに向いていないのです。それはそういう職業なのでしょうがないのです。
頑張って年金払うから許してよ、といいたいですねぇ、厚生労働省に。