頭痛と加齢

先週末あたりから、なんとなくしくしくというかじりじりというか、頭の左側が地味に痛む症状が続きました。中学生の頃からの頭痛歴を持ち、頭痛外来にも通った経験がある私は、自分に起きる頭痛の特徴をとにかくいち早くつかみ、できる限り早めに対処することでなんとか頭痛を乗り切ってきました。しかし、普段となんだか違う。ロキソニンSを飲んでも痛みが消えない(和らぐ時間はあるが復活する)。がんがん痛いとか、光や音に対して不快感があるとか、偏頭痛の症状ではなかったので、偏頭痛用に持っていた薬は飲んでいませんでした。

5日連続になったところで、これは普段の頭痛と違いそうだ、ちょっと危ない、と思ったので頭痛外来に行ってきました。

頭痛外来の常として頭痛歴を聞かれたり普段の頭痛の感じを聞かれたり。5日続いている、市販薬のロキソニンSが普段効くのに効かない、など直近の症状を説明したら、可能性として2つ挙げられました。

薬物乱用頭痛の存在は知っていたので、なるべく服用頻度を下げるようにしたり、用法用量はとにかく守ったりと気をつけていたのですが、まあしょうがないかなーという気持ちに。緊張性頭痛と偏頭痛が同じような症状になってしまうという話には思わず「えっ」と言ってしまいました。「加齢なので」とばっさり。うん……そうだね……。

どっちとも言い切れないのでしばらく様子を見てみましょうということになって(そりゃそうですね)、成分の違う痛み止めをもらいつつ、緊張性頭痛を緩和するための筋肉のこりをほぐす薬をもらいつつ、偏頭痛対策でレルパックスももらいつつ。筋肉のこりをほぐす薬、夜にてきめんに効いて、いきなりものすごく眠くなります。どうも布団の中で肩より上に力が入ってしまうなーと思いつつも寝てたんですが、どうやらかなり力が入った状態で寝てたみたいです。熟睡。

まだもう少しだけ痛みの波があるので、来週の経過観察でまた診てもらう予定です。