じょうずなワニのつかまえ方

じょうずなワニのつかまえ方

じょうずなワニのつかまえ方

(ああああのピンクの書影がない……)

1986年『じょうずなワニのつかまえ方』(ダイヤグラムグループ著、バベル・インターナショナル訳)初版が、株式会社主婦の友社から出版されました。
「いまは無用の知識でもいつか必ず役に立つ!」という内容で、モリサワをはじめとする国内の主要なフォントベンダーのいろいろな書体を駆使し、項目ごとに書体・級数を変えて組んだ、文字の見本帳としての機能もありました。
現在、再編集され扶桑社文庫より文庫本が刊行されています。

http://www.morisawa.co.jp/font/techo/crocodile/

たぶん発売直後にこれを入手しています。たぶん。小学生の頃、確か藤沢のイトーヨーカドーの4階(当時)の本コーナーで見つけて、おもしろくて、本はお願いすれば買ってもらえた(時と場合と値段による)ので珍しくおねだりなんてことをして。いろんなデザインと雑学が詰め込まれていて、キッチュな感じで大好きでした。今も実家にあるはずです。

仕事で(直接使わないけど)なじみのあるモリサワが関わっているとは全く気づきませんでした。そういえばあれはものすごくいろんなフォントが使われていたー!買ったときにデザインやフォントに興味が向けば、もしかしたらデザイン方面に向かっていたのかもしれませんが、私の興味が向いたのは雑学の方でした。ワニは足が速いとか、聖職者になる方法とか、この本でなんとなく覚えてそのまま今もなんとなくぼんやり覚えていることが多いな−(もちろんあんまり役に立ちません)。