嵐が紅白出場、について思ういろいろ

長らくSMAPTOKIOのジャニ枠(2枠)独占が続き、SMAPがひかないことにはTOKIOはずせない、そしてその下のグループも出られない(この辺は推測)状態が続いていて、とうとう嵐ともう1組どこか(ごめんよく知らない)が出てジャニーズ事務所から4組出場という事態になりました。嵐が出るのは大変めでたい。それだけの人気を獲得しているし、メンバーそれぞれ活躍しているし。ただ4組ってなんだか胸焼けしそう、なんて思いました。

結果として飛ばされてしまったKinki Kids、V6は変則的に出場したことがあるものの、もう紅白初出場で話題となる時期は逃してしまいましたね。出すならキンキかなぁと思っていたのですが。J-FRIENDSでのカウントダウンコンサートがあったのでこれはもうしょうがないというか。そのJフレもずいぶん前に活動を停止、そういえば「People Of The World」はマイケル・ジャクソン作詞だったなぁ、「一秒のOthello」は「ぼくだよぼくぼく〜」なんていう間抜けな歌詞が一部ファンの間で大笑いだったなぁ、なんていろいろ頭をよぎります。

で、だ。嵐が紅白初出場を決めただの、テレビ雑誌の表紙がどーのこーの、いろいろ最近話題が多い訳ですが、嵐って1999年結成なんですよ知ってますか?(誰に聞いてる)

ハワイの客船の上でデビュー発表、あの衝撃的な半裸半透明の衣装、Jr.として活躍していた4人とMAだった大野くんはあまり親しくなく会話が弾まなかったこと、ニノの丸坊主(これは時期違ったかも)、相葉ちゃんの肺気胸、翔くんが留年せずに大学卒業したこと、大野くんと原くんのゲタップ(これは明らかに違う)などなど、さまざまなことがあって10年経って今の嵐なんですよ。たぶん。なのにいきなり「庶民的で仲が良さそうなところがいいですね」「歌も売れてますし大人気ですね」という報道がちょこちょこ見られるのが納得いかん。紅白出すなら1999年にしとけって話ですよ。なんならミュージックジャンプ時代からでもいいって話ですよ。だってその時から人気あったし。

今人気が出てる!みたいな取り上げられ方をするのはなんだかなー、というもやもやを抱いたまま紅白見ることになりそうです。いや見るかどうかわからないけど。