芥川賞に川上未映子さん 直木賞は桜庭一樹さん

第138回芥川賞直木賞日本文学振興会主催)の選考会が16日、東京・築地の新喜楽で開かれ、芥川賞川上未映子(みえこ)さん(31)の「乳(ちち)と卵(らん)」(文学界12月号)が、直木賞桜庭一樹(さくらば・かずき)さん(36)の「私の男」(文芸春秋)が選ばれた。中国人で初の芥川賞候補となった楊逸(ヤン・イー)さん(43)は次点で受賞を逃した。副賞は各100万円。授賞式は2月22日午後6時から、東京・丸の内の東京会館で開かれる。

はまぞうが使えない……(15時時点)。
「私の男」は、いつも読んでいるはてなダイアリーでいくつか書評を見て興味を持ち、立ち読みしたことがあります。どろどろと煮詰まっていくような内容がつらいなーと思いつつ引っ張り込まれたので、文庫化されたら読もうと思っていたんですが、まさか直木賞受賞作になるとは。芥川賞にしろ直木賞にしろ、受賞前に作品を多少なりとも読んでいたのはこれが初めて。文庫化されたら買うか。