渡辺と木戸、最後の演技に涙=世界フィギュア

自然と涙がこぼれた。日本のアイスダンスを引っ張ってきた渡辺と木戸にとって、最後の演技。息もぴったりとショパンの幻想即興曲を滑り、過去最高の15位。「感慨深かった。やりきったなという感じ」(木戸)、「いい気持ちで滑れた」(渡辺)と、2人は笑顔で振り返った。
今後、36歳の渡辺は指導者としての道を、31歳の木戸は大学院への進学を目指す。木戸は「全力で頑張ったスケート人生だった。日本人でもダンスができるという可能性を残せたと思う」と胸を張った。

どうしても華やかなシングルが注目される中、ずっとアイスダンスに出場し続けている渡辺心木戸章之組をひそかに応援していました。最後の演技はエキシビジョン。心からお疲れ様と言いたいです。
「ダンスができる可能性」って、アイスダンス人口ってそんなに少ないのかなー……。