「やわらか」「あをめる」「赤鉛筆を削ってどうのこうの」

最近、短歌やら漢詩やらの一部がぼん!と頭に浮かぶことが多くなりました。なのでシリーズ名をつけてみました。続くのだろうか。
今回は、「やわらか」「あをめる」が浮かんだので、さっそくぐぐったところ、石川啄木の「一握の砂」に収められている短歌でした。

やはらかに柳あをめる
北上の岸辺目に見ゆ
泣けとごとくに  

これ春の歌だし。あをめる、だけ連想したんでしょうか。
次は、草っぱらの上で赤鉛筆を削った粉が落ちてどうのこうの、みたいなイメージのみ。「赤鉛筆 芯 短歌」「赤鉛筆 削った 短歌」などで検索したら、北原白秋の歌だったそうです。つうかあまりにも忘れすぎだ。

わかば色鉛筆の赤き粉のちるがいとしく寝て削るなり

どちらも中学校の国語の時間に習ったような気がします。それにしてもなんでこう断片的に出てくるのでしょうか。全部すらすらっと出てきたら格好いいのに。