春恒例の短歌シリーズ

これは思い出したんじゃなくて、はてな匿名ダイアリーに書いてあったのを見て「昔習った!」と思い出した歌。

  • 月やあらぬ春や昔の春ならぬわが身ひとつはもとの身にして

「月も春も、あの人のいた昔とは変わってしまった、私だけは昔のままの私なのに」という意味かとばかり思ってたら、諸説あるんですねー。その諸説はここでまとめるのは無理なのでやめておきます。詞書は、

五条のきさいの宮の西の対にすみける人に、ほいにはあらで、物いひわたりけるを、む月のとをかあまりになむ、ほかへかくれにける。あり所はききけれど、えものもいはで、又の年の春、梅の花ざかりに、月のおもしろかりける夜、去年をこひて、かの西の対にいきて、月のかたぶくまで、あばらなる板敷に臥せりてよめる

男女の機微もまだよくわからないはずの高校生の時、古典の授業でこれを習って切ない歌だなーと思った記憶が。
ついでに奈良がマイブームなので奈良の歌を。

  • 青丹よし奈良の都は咲く花のにほふがごとく今盛りなり

ワッハ上方に行ってきた

ワッハ上方こと「大阪府立上方演芸資料館」に昨日行ってきました。なんとなく通りすがって、府立施設の見直しがどーのこーのと最近話題なので見てみようと思って。……うーん、率直なところを言えば「吉本と松竹芸能におまかせでいいんじゃね?」という感じでしたね。4階の展示室の半分くらいを占める娯楽的な展示物はあんまり要らないと思いました。むしろ年表とか、古い資料とか、昔の芸人さんの略歴とか、殿堂入りした人たちの展示物とか、そういう資料面では非常に楽しかったです。昔の芸人さんのWikipedia読むの大好きなんで、私が特殊なのかもしれませんが。

同じ建物内のホールを使う人たち(芸人さんか若い学生さんかよくわからない)が途中でたまってるのはどうかなーと思ったなぁ。場所がないのかもしれないけど、建物のつくりとしては何か間違っている気がしないでもない。府立の建物にしてはやっつけ感が漂ってます。東京の各種美術館や資料館もハコモノ行政で批判されたりしたけど、あっちの方がちゃんとしてたよ……。せっかく芸人文化が古くからあるのにもったいない。

twitters for the day

13:52 頭痛が過ぎ去るのをじっと待っている
14:06 @hisamura75 頭痛薬飲んで横になってたら調子よくなってきたんで、そろそろ出かける準備でもしまーす。晴れてて気持ちよさそう!
14:59 がうがうがうがう
15:01 @crowdeer かーるかん! かーるかん!
15:07 あーちゃんというとPerfumeじゃなくて松鶴師匠の奥さんを思い浮かべる
15:14 @Bosso そしてエロで落とすにも関わらずそこでも照れてエロに徹しきれないあたりがわりと好きです
15:16 ゆるふわ愛されインテリガンマンれぐなむ!(長い
15:45 フィリーズレビュー見終わったら出かけるー
16:49 九条に写真展見に行ってみたけど期待はずれだった、ので梅田に戻る。
18:03 気分的に微妙になると本を買いまくる癖をいい加減治したい。3冊買った><
18:04 隣の若い女性が「むかつくわーほんまになめとんかー」とリアルに言ってたので軽く震え上がりました
18:14 わーい仲間がいる。本が増殖してくんですよねぇ。