「虚無」ではなく「無」です。
虚無っていうと、むなしさとか、抑うつ状態とか、そういうニュアンスが混じるじゃないですか。そうじゃないんです。何事にも心動かされないし体もあんまり動かない。ストレッチとかしてもだめ。無。
昨日の朝に突然そういう感じになり、「これはだめだ」と思ってあきらめて休みを取り、寝ていました。寝てても起きちゃって、いつの間にか寝ている。そんなことばかり繰り返していました。
昼は夫が買ってきてくれたものを食べ(味があまりしなかった)、また横になる。一応暇だとは感じるのでスマホを眺めるも、何も心に引っかからない。指先でスクロールする時に「ひっかかり」がない。
PCを開く気持ちにならないので、じゃあ本ならなんとかなる?と思って読みかけの本をぱらぱらしても頭に入ってこない。
この辺でやばいな、と思えてきて、というよりは「何も感じないのでこれはあんまりよくない状況だろう」と思って、とにかく大人しく寝ていました。無気力とか抑うつとかとは違うんです(必死)。
今朝は普通に起きられて、普通に会社に行って(私は出社族です)、朝礼に出ていたら、会社の偉い人から手を振られたので手を振り返すという事案があり、「表情がすごく硬いからどうしたのかと思って」と声をかけてもらってしまいました。自分じゃそんなつもり全然なくてびっくりした。丁寧にお礼を言って、正直に「更年期障害かもしれなくて」と伝えました。
そう、更年期障害の一種なのかなぁと思っていたのです。でも「無気力」「倦怠感」とはちょっと違うニュアンスなので検索ワードに困りました。「更年期障害 無」でぐぐると「なかった人」「軽かった人」が出てきてそうじゃない感がすごい。自分の身に起きた謎現象をMastodonにとりあえず記録したら、「更年期障害かもしれないなら婦人科へ!」とリプライをいただいたので、ちょっと行ってくるか……と思っています。
さまざまな体調不良を経験してきた中でもちょっとよくわからない不調すぎてびびったので、緊急執筆しています。たとえば不安感なら頓服とか、不眠なら眠剤とか、虚無ならやる気出す薬とか、それぞれ対応法ってあると思うんですが、無なんですよこれが(全然伝わってる気がしない……)。
次に同じ症状に見舞われたらとりあえず婦人科の予約取って駆け込めるくらいの気力を出せるように、ここに記しておきたいと思います。