作詞家デビューは67年にザ・モップスが歌った「朝まで待てない」だった。その後は、山本リンダ「どうにもとまらない」、森昌子「せんせい」、都はるみ「北の宿から」など、アイドルから演歌までジャンルを問わないヒットメーカーとなった。70年代からは沢田研二と組み「勝手にしやがれ」などをヒットさせたほか、日本テレビの歌手オーディション番組「スター誕生!」の審査員として、ピンク・レディーや山口百恵、桜田淳子を発掘、歌謡曲の黄金期を築いた。
朝のテレビ番組で、阿久悠さんが作詞した曲を見たらほとんどが知っている曲だった。私にとってはピンクレディーの人、というイメージが強いかなぁ。デビュー曲の「ペッパー警部」のB面の「乾杯お嬢さん」は今でも大好きです。
「津軽海峡冬景色」「林檎殺人事件」「熱き心に」「鳥の詩」「夏ざかり、ほの字組」「青春時代」「狙いうち」 「あの鐘を鳴らすのはあなた」「宇宙戦艦ヤマト」「ウルトラマンタロウ」「ふり向くな君は美しい」……もそうだったのか。すごいなぁ。すごい人だったんだなー。
ご冥福をお祈りします。