ぼっそさん(id:Bosso:20041117#1100690155)のところのコメント欄に書き込んでいたら恐ろしい量になりそうだったので、自分のところで書いてみる。
ライトノベルでがっつり読んでたのはコバルトだけでしたねぇ。範囲狭いですが……(ものによっては角川スニーカー文庫なども読んだけど、初期だし片手で足りる量)。
私は新井・久美・氷室・赤川時代のちょっと後からコバルト読み始めました。コバルトが大人の文庫本の入り口っぽく見えていましたよね、あの頃って。
新井素子はだいたい一通り制覇。藤本ひとみのマリナシリーズは、友人から薦められて読んだけど、ご都合主義な展開にはまりきれずフェードアウト。あとは山浦弘靖の「星子シリーズ」*1、日向章一郎の「放課後シリーズ」*2、団龍彦の「こちら幽霊探偵局」*3あたりを中心に、気になるのをぽこぽこ買っていたような。初期の頃の作品はどんどん店頭から消えていたので、赤川次郎、田中雅美、正本ノン、立原あゆみ、島村洋子、山本文緒、唯川恵あたりのものは立ち読みの印象しかありません。花井愛子はあの改行しまくり文体に馴染めずこれも立ち読み止まり。当時「竹内志麻子」だった岩井志麻子のは読んだことなかったかも。
前田珠子・若木未生・桑原水菜あたりの名前が出てくる頃に卒業しました。季刊誌Cobaltが終わって、コバルト・ピンキーが出てたくらいかなぁ。記憶がない……。
コバルトにはまってたあたりって、その後の読書傾向が形作られた時期でした。今でも新井素子、放課後シリーズは捨てられずに買ったもの全てをとってあって、氷室冴子の「さようならアルルカン」も強烈な印象があったから捨てられなくて……と、割とまだ本棚に残ってたりします。
キーワード「氷室冴子」で思い出した!「なんて素敵にジャパネスク」は後追いではまりましたわー。なつかしー。
ぐぐってたら面白いところを見つけた。
ここのをばーっと読んで、花井愛子について追記。「改行しまくり文体」と上で書いてしまいましたが、内容が嫌だったんじゃありません。むしろ立ち読みでかなり読んだような(これまた記憶が……)。ただ、私個人が、あの文章に合わなかっただけです。量産しているのに内容が濃い、すごい小説家だと思っています。