http://www6.airnet.ne.jp/furcas/heidi/
はて、なぜハイジのサイトを見つけたのか、読みふけっているうちにすっかり忘れてしまった。
アルプスの少女ハイジ、それは1974年フジテレビ系列にて日曜夜の19:30「カルピスまんが劇場」にて放映された日本初の人間の女の子を主人公とした児童文学アニメ化作品である。その後絶大な支持を得た、いわゆる名作劇場ものの基礎を作ったこの作品を徹底解説するのがここハイジ大百科である。
私、このアニメ30回くらい見た記憶があるんですけど(大袈裟)、まさか自分が生まれる前に本放送だったとは知りませんでした。記憶あるのは全部再放送かい。よっぽど人気あったんだろうか……。あと、「世界名作劇場」がハウス提供じゃない時期があるのもびっくり。まあ小さい頃は、提供なんてあんまり気にしてないのですが。
ストーリー解説は必見!(見たことある方には) ちまちま読んで、ハイジが夢遊病になった後アルムの山へ帰るあたりに差しかかった時にはつい泣きそうになりましたわよ。本当にあの頃はハイジがかわいそうで。
ハイジが山にきた→おんじと打ち解ける→ハイジ、フランクフルトへ→山を想って夢遊病に→山へ帰る→クララがくる→「クララのばか!」「クララが立った!」……を描いてるかと思ったら、それ以外のエピソードもちゃんとあるのですね。ペーターのそりの話なんて読まなきゃ思い出さなかった。
マニアックな話ですみません。
(追記)「世界名作劇場」のキーワードがあったので見てみたら!
日本アニメーションの公式的な見解としては、1975年のフランダースの犬から、1996年の家なき子レミまでの23作品が世界名作劇場の作品であるとされている。
ただ、視聴者側からの感覚としては、虫プロのムーミンや、ズイヨー映像が製作した山ねずみロッキーチャック、アルプスの少女ハイジから、連綿として続くシリーズである、という意識も強い。
なお「世界名作劇場」というシリーズ名は1979年の赤毛のアンに始まるものである。
えええ!アルプスの少女ハイジは世界名作劇場に入らないのか! いや「カルピスまんが劇場」と銘打ってあるから違うには違うんだろうけど、公式に入っていないとは知らなんだ。